【SPXL|SPXS】S&P500レバレッジ(インバース)型ETFの買い時はいつか?

こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。

S&P500は日本で最も人気なインデックスだと思っています。
この記事ではS&P500に連動するレバレッジ型ETFの「SPXL」とインバース型ETFの「SPXS」を紹介します。

個人的にはレバレッジ型(インバース型)の商品は(特に初心者の方には)あまりおすすめしていません。ただし、使い方次第ではリスクヘッジにも使える商品ですので、使い方や買い時なども紹介していきます。

SPXL/SPXSの特徴
SPXL/SPXSの特徴
目次

S&P500と連動するレバレッジETF(インバースETF)

SPXLとSPXSは、S&P500の動きに連動しています。どちらも日々の変動率の3倍の動きを目指しています。

SPXLはS&P500が上昇すれば上昇します。
SPXSはS&P500が上昇すると下落します。逆にS&P500が下落すれば上昇します。

インデックスとなる指標が上昇した時にx倍上昇するものをレバレッジ型(ブル型)、インデックスとなる指標が下落したらx倍の上昇するものをインバース型(ベア型)のETFといいます。
今回でいうとSPXLはレバレッジ型、SPXSはインバース型のETFです。

注意が必要なのは、最終的な価格変化の3倍というわけではなく、日々の変動率の3倍という点です。これは、価格の上下を繰り返すほどレバレッジ型(インバース型)は不利になります。

詳細はこちらの記事で記載しているので参考にしてください。

つまり、SPXLもSPXSも長期投資には不向きな商品だということは理解しておく必要があります。

SPXL(Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF)の概要と過去チャート

基準価額(米ドル)65.15 (2022/11/01)
純資産総額(百万米ドル)2,573.09 (2022/10/31)
分配回数/年2回
分配利回り0.30%
経費率0.90%
設定日2008/11/05
SPXLの基本情報(2022/11/02時点)

分配利回りが低く、経費率はかなり高い(比較:VOOの経費率は0.03%)ことも長期の投資には向いていないといえます。

SPXLの過去チャート

下のチャートはSPXLの過去5年間のチャートです。基本的にS&P500の動きと同じ動きをしますので、米国の株式市場が上がれば上がります。直近の5年でいえば、2020年のコロナショックで大きく下げた後に大きく反発し、2022年は再度下落しています。

SPXLの過去チャート
SPXLの過去チャート

下のチャートはVOO(青線)との比較です。上のチャートは騰落率、下のチャートは価格で比較しています。価格で比較するとそれほど大きく動いていないように見えますが、騰落率で比較するとSPXLは大きく動きます。

VOOはS&P500に連動するETFなので、S&P500と比較しているのと同じ意味です。

VOO(青線)との比較 (上:騰落率)(下:価格)

SPXS(Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF)の概要と過去チャート

基準価額(米ドル)22.95 (2022/11/01)
純資産総額(百万米ドル)885.46 (2022/10/31)
分配回数/年1回
分配利回り0.00%
経費率0.95%
設定日2008/11/05
SPXSの基本情報(2022/11/02時点)

こちらも分配が(少)なく、経費率が高いので、長期より短期投資の取引商品といえます。

SPXSの過去チャート

SPXS(赤線)の過去5年間のチャートです。S&P500とは逆の動きをします。(下のチャートはSPXL(緑線)、VOO(青線)を追加しています)

SPXSの過去チャート
SPXSの過去チャート

2021年以降ほとんど動きがないように見えますが、2022年以降にフォーカスしたのが下のチャートです。

2022年以降のチャート
2022年以降のチャート

直近の騰落率は、年初に対してVOOが約20%下落、SPXSが50%上昇しています。SPXSなベア3倍ETFですが、つねに3倍の価格になるになるわけではないところには注意しましょう。

SPXL|SPXSの買い時はいつか?S&P500下落に備えてSPXSでリスクヘッジ

上でも説明した通り、レバレッジ型でもインバース型でも長期投資には向いていません。

さらにいうと、多くの投資家(特に投資初心者の方)は基本的に株価や基準価額が上昇したら利益がでる商品を購入していると思います。これは分配金を目的とした高配当銘柄でも同じです。

SPXLが上昇する局面では、保有している銘柄も上昇する確率が高いはずです。その意味では、SPXL(S&P500と同じ動きをする)はリスク分散にもならず、リスクを負って購入するメリットはありません。

SPXSならリスクヘッジに使ってもいい

では、SPXSはどうでしょうか。

個人的にはSPXSはリスクヘッジとして短期保有(数カ月程度)してもいいと考えています。特にVOO、VTI、VTといった銘柄のリスクヘッジには効果的だと思います。(ただし、そんなにおすすめはしませんが)

投資信託でいえば、S&P500連動や全米株式、オールカントリーといった商品も同様

これがなぜかというと、NISAつみたてNISAを利用していると下落局面で売却しにくいため、逆の動きをする商品で損失を相殺させたいからです。まぁヘッジの基本的な考え方ですね。

買い時はいつか?

雇用統計が弱い数字が出た時が買い時のシグナルではないかと考えています。

現在は金利(利上げがピークに近づく)債券市場(逆イールドの発生)企業の決算悪化などリセッション(景気後退)が起こりそうな兆候が見えてきました。

あとは、CPI(インフレ)と雇用が弱くなれば、一気にリセッションに傾く可能性があります。リセッションが発生すれば株式市場は大きく下落するはずです。

2023年のに米国株式市場はかなり下落すると予想しています。株式市場が下がった場合に上がる商品を持っておくと安心です。

投資の上級者の方であれば、売りから入ったり、プットの買いなどで下落に備えるのもよいのではないでしょうか。

まとめ:手を出さないほうがいい商品だがリスクヘッジに使うのはあり

ここまで読んでいただきありがとうございました。

正直、レバレッジ型(インバース型)は扱うのが難しい商品だと思います。

ただし、うまく利用すれば効率的に資産を殖やすことができますし、損失を相殺することもできます。特に通常と逆の動きをするSPXSはリスクヘッジとしてうまく活かしたい商品です。

ありがとうございました。

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