SOX指数の今後の見通しは?SOXL|SMH|個別株を徹底比較!

半導体関連の銘柄に投資するにはどうすれば?
今後の見通しはどうなんだろう?

こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。

SOX指数は半導体に関連する株価指数です。

半導体は、パソコン、スマホ、家電、自動車など、生活のあらゆる場所で使われています。
半導体なしでは我々の生活は成り立ちません。

ここ数年半導体の需要は非常に強く、半導体関連銘柄も非常に強い株価の動きをしていました。
しかし、新型コロナウイルスの影響やウクライナ問題など、様々な要因で需要に供給が追い付かない状況になっています。

そこで、この記事では半導体関連銘柄への投資方法や今後の見通しについて解説します。

この記事でわかること
  • 半導体の指数 SOX指数とはなにか
  • SOX指数に関連する投資先
  • 半導体関連企業について

半導体関連銘柄に投資するには、まず証券会社に口座を開設しましょう。
複数口座を開設しておくと便利なのでおすすめです。
海外ETFに投資をするには、マネックス証券やSBI証券がおすすめです。

目次

SOX指数の今後の見通しは? 構成銘柄や半導体市場のこれから

半導体のイメージ

SOX指数は、フィラデルフィア半導体株指数と呼ばれています。
米国の主要な半導体関連銘柄(30銘柄)で構成された株価指数です。

米国のフィラデルフィア証券取引所が算出、公表している株価指数で、時価総額加重平均で算出されています。
時価総額の加重平均ですので、半導体銘柄の株価が上がればSOX指数の値も大きくなります。

一般的にはSOXが高いと景気が良いとされています。

SOXの構成銘柄

SOXは以下の銘柄で構成されています。

SOXの過去チャート推移

下の図はSOXの過去チャートです。2017年頃から急激に伸びてきていることがわかります。
2022年から下落していますが、今後また上昇していくことが予想できます。

SOXの過去チャート
SOXの過去チャート

半導体関連の今後の見通し

半導体は不足が続いているというニュースはこの1年ほど続いています。

現在は需給の関係が崩れていますが、需要は引き続き強い状況が続くと考えられます。

半導体業界では、過去は約4年周期ごとに好況と不況を繰り返す「シリコンサイクル」と呼ばれるものが一般的でした。
しかし、この数年は半導体の需要が増え続ける「スーパーサイクル」に突入しています。

世界半導体市場統計(WSTS)でも2022年は前年よりも成長するとの予測をしています。

2022年は前年比+8.8%と予測した。足下においても多くの用途で半導体需要が旺盛であり、この傾向が当面は継続するとみた。

WSTS 2021年秋季半導体市場予測について

その他、民間の調査会社の結果などを見ても、当面半導体の需要は底堅く、成長が続くと考えられます。

【2022.9.7 追記】
2022年はSOX指数が下落をつづけており、少し風向きが変わってきています。WSTSの2023年予測や米ガートナーの調査では2023年の半導体予想はかなり縮小(マイナス予測も)する見込みです。
米国の対中国の規制も気になるところです。

SOX指数過去1年間のチャート TraidingViewにて作成

半導体関連ETF SOXL SMH

半導体イメージ2

半導体関連へ投資をすることは非常に有効だと考えられます。
ここでは半導体関連のETFについて紹介します。

SOXL(Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF)

SOXLはSOXをベンチマークにしているETFで、SOXの300%のパフォーマンスを目指しています。

基準価額(米ドル)19.46 (2022/05/12)
純資産総額(百万米ドル)4,729.53 (2022/04/29)
分配利回り0.11%
経費率0.82%
設定日2010/03/11
騰落率(1年)-33.47%
SOXLのETF情報(2022/5/16時点)

SOXをベンチマークとしているため、構成銘柄はSOXと同様です。

ただし、SOXLはレバレッジがかかっていますので、下落時には注意が必要です。(通常よりも大きく下落します)

実はレバレッジ型のETFは実は長期投資には向いていません。その理由はこちらの記事で紹介しています。

レバレッジ商品は下落も激しいので、投資の差異には注意が必要です。

SOXLの過去チャート
SOXLの過去チャート

SMH(ヴァンエック 半導体 ETF

SMHはSOXではなく、マーケット・ベクトル米国上場半導体25インデックスという指標に連動しています。
このインデックスは、半導体セクターを中心に、米国で上場する時価総額および流動性の高い企業に投資しています。

SMHはレバレッジ商品ではありません。
SOXLよりも経費率が低いという部分もメリットです。

基準価額(米ドル)245.59 (2022/05/27)
純資産総額(百万米ドル)8,434.34 (2022/04/29)
分配利回り0.64 %
経費率0.35 %
設定日2011/12/20
騰落率(1年)-0.83 %
SMHのETF情報(2022/5/31時点)

構成銘柄上位10社は以下の通りです。

企業名称ティッカー割合
TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFACTURING CO LTSM US10.52
NVIDIA CORPNVDA US8.4
TEXAS INSTRUMENTS INCTXN US5.51
BROADCOM INCAVGO US5.18
INTEL CORPINTC US5.1
ASML HOLDING NVASML US5.06
ANALOG DEVICES INCADI US5.04
QUALCOMM INCQCOM US4.96
LAM RESEARCH CORPLRCX US4.52
MICRON TECHNOLOGY INCMU US4.31
2022/4/30時点 VanEckHPのSMH情報より

この中で有名なのはNVIDIAですが、個人的には1番上のTSMC(ティッカー:TSM)に注目しています。
TSMCはこの後説明しますが、半導体製造受託の世界シェア5割以上を占めるモンスター企業です。

SMHの過去チャートを見ると、2022年までは右肩上がりで成長しています。
2022年以降下げていますが、レバレッジ商品ではないので、SOXLよりも下げ幅が小さいことがわかります。

SMHの過去チャート
SMHの過去チャート

半導体関連企業

半導体のイメージ3

上では半導体関連のETFを紹介しましたが、こちらでは半導体関連の個別企業を紹介します。

TSMC(TSM:米国市場(ADR))

TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company:台湾積体電路製造)は、台湾の半導体製造企業です。
米国株式市場で取引することが可能です。

TSMCがソニーと一緒に熊本に半導体の工場を作ることがニュースになりました。

TSMCはファウンドリと呼ばれる、半導体チップを受託製造する企業です。
TSMCは5nm(1nmは10-6mm)プロセスや3nmプロセスのような最先端の半導体を製造する技術だけでなく、安定した出荷量を確保しています。

その為、アップルやエヌビディアといったファブレスメーカーに対しても、価格交渉力を強めることができます。
TSMCの営業利益率は40%を超えています。

ファブレスメーカーは設計やマーケティングに特化したメーカーです。

TSMCの市場シェアは50%を超えており、圧倒的な強さがあります。

2020年頃からTSMCの株価は急激に伸び始めました。
2021年以降の下落傾向ですが、今後反発して伸びていくと予想しています。

【2022.9.7追記】
大阪に開発拠点を作成するニュースが発表されました。日本で研究開発を担うTSMCデザインテクノロジージャパン(横浜市)の2カ所目の拠点となります。

TSMの過去チャート
TSMの過去チャート

東京エレクトロン(8035:日本市場)

東京エレクトロンは半導体製造装置で世界4位の企業です。
DRAMが好調で生産投資も活発に行っています。

2022年3月期の決算でも売上、利益ともに過去最高を更新しました。
来期も売上、利益ともに最高を更新する会社予想になっています。

5年間の過去チャートを見ても、概ね右肩上がりで成長しています。
欠点としては、株価が60,000円近くするので、単元株を購入するには600万円程度の投資金額が必要となります。

単元未満株で取引きする方法もあります。

東京エレクトロンの過去チャート
東京エレクトロンの過去チャート

信越化学工業(4063:日本市場)

信越化学工業は半導体の基板であるシリコンウエハで世界首位の企業です。

半導体の需要が伸び続ける限り、シリコンウエハも好調であることが予想されます。
信越化学工業のシリコンウエハは、24年に大規模な供給体制が可能になるため今後売り上げの伸びも期待できます。

2022年3月期の通期決算では、売上、利益ともに大幅に過去最高を更新しています
来期はそれをさらに更新する会社予想となっています。

2020年のコロナショック後から大きく株価を伸ばしています。
こちらも株価が高いため、単元株の取引は比較的大きな金額が必要になります。

信越化学工業の過去チャート
信越化学工業の過去チャート

ローツェ(6323:日本市場)

ローツェ(6323)は半導体や液晶工場に導入されるウエハ、ガラス基板の搬送装置を製造している企業です。

ローツェの詳細は銘柄分析はこちらの記事をご覧ください。

大口の顧客として、上で紹介しているTSMCとの取引もあるので、TSMCの日本進出はローツェにとってプラスに働くと考えています。

売上利益ともに右肩上がりですが、2022年4月ごろから急激に株価が下落しているので、2022年6月現在PERは10倍程度になっており、かなり割安な水準といえます。

ローツェの過去チャート
ローツェの過去チャート

日本電子材料(6855:日本市場)

日本電子材料はプローブカードという半導体検査用部品の大手企業です。
スタンダード市場銘柄で、有名ではありませんが個人的に注目している銘柄です。

熊本事業所や三田工場など、増産に向けての準備は整っています。
22年3月期通期決算も過去最高で、会社予想では来期はさらに売上利益の増加を見込んでいます。

日本電子材料についてはこちらの記事でも紹介しています。

全体的には2020年以降上昇していますが、上げ下げが激しい展開です。
現在株価は2000円前後なので比較的購入金額が安く済むこともメリットです。
PERが10倍を切っており、現状はかなり割安と考えています。

日本電子材料の過去チャート

まとめ:半導体から今後も目が離せない

ここまで読んでいただきありがとうございました。

半導体関連は今後も堅調に成長していくと考えています。
そのため、半導体関連銘柄への投資は非常に有効です。

ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

ありがとうございました。

投資をするときには勉強は必須です。
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