株の取引を始めたいけど、どの証券口座を開設すればいいだろう?
何を基準に選べばいいの?
こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
この記事では、このような疑問にお答えします。
- ネット証券を選ぶ理由は?
- おすすめのネット証券は?
ネット証券を選ぶ理由は?
まず、なんといってもネット証券が優れている理由で外せないのは手数料の安さです。
50万円の株式の現物取引をしたとします。
某大手店舗型証券会社だと手数料は7150円(1.1%+1650円)です。
一方ネット証券では300円程度です。(無料の場合もあります)
20倍の差はさすがに大きいですね。
特に短期で売買したいといったときには、手数料の安さは必須です。
また、ネット上でいつでも取引できるのも大きな魅力です。
現在ではネット証券の中でもスマホ取引に特化している証券もありますので、さらに細分化が進んでいます。
いくつかのネット証券会社を紹介しますが、1つの証券会社に絞る必要はありません。
手数料や商品は競争もありますので状況によって変化していきます。
内部で紹介されている情報や使い勝手も異なります。
見逃せない点として、口座開設しているだけで無料でつかえるツールなども存在します。
楽天証券の各種日経新聞と
マネックス証券の銘柄スカウター
にお世話になってます。
口座維持手数料もないので、複数の証券口座を作っておいて、その中からメイン口座を決めるのが良いと思います。
国内株式はこの証券口座、海外株式はこの証券口座といった使い方もできます。
おすすめのネット証券は?
いくつかネット証券を紹介します。
上に記載した通り、1つに決めずに証券口座を開いてみるのが良いでしょう。
まずは簡単な比較表です。詳細は下で説明します。
証券会社 | 投資信託 | NISA | 積立NISA | IPO | 外国株 | スマホ操作 |
---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 2673本以上 | 〇 | 176本 | 〇 | 〇 | 〇 |
マネックス証券 | 1247本 | 〇 | 152本 | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天証券 | 2664本 | 〇 | 181本 | 〇 | 〇 | 〇 |
サクソバンク証券 | × | × | × | × | ◎ | 〇 |
LINE証券 | 33本 | 〇 | 9本 | 〇 | △(CFD) | ◎ |
手数料は以下の通りです。
証券会社 | 5万円まで | 10万円まで | 20万円まで | 50万円まで | 100万円まで |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 55円 0円 | 99円 0円 | 115円 0円 | 275円 0円 | 535円 0円 |
マネックス証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
楽天証券 | 55円 0円 | 99円 0円 | 115円 0円 | 275円 0円 | 535円 0円 |
LINE証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
SBI証券
SBI証券は口座開設者600万人を超えるネット証券の先駆け的な存在です。
私もメイン口座はSBI証券を利用しています。
投資信託の本数も多く、当然NISAやiDeCoにも対応しており、欠点がありません。
とりあえずSBI証券口座を作っておけば間違いないといってもよいと思います。
SBI証券では米国株式・ETFの定期買付が可能です。
住信SBIネット銀行との連携も簡単にできるため、米国ETFを始めたいといった人にもおすすめです。
\ こちらからも口座開設可能 /
SBI証券の使い方はこちらの記事で紹介しています。
アクティブプランにすると手数料が100万円まで0円になりお得です。
SBI証券では海外取引を行うこともおすすめです。
住信SBIネット銀行と連携することで、外貨決済での米国株購入は大手ネット証券の中でもダントツのコストの低さで実現が可能となります。
私はSBI証券でこの方法を使っています。
マネックス証券
マネックス証券もベーシックなネット証券で、初心者の方にもおすすめです。
マネックス証券が提供している銘柄スカウターというツールが非常に高機能かつ使いやすく秀逸です。
証券会社が提供している分析・スクリーニングツールの中で最も優秀だと思います。
これはほんとにすごいです。
個別株をするなら欲しいツールです。
銘柄スカウターはこちらの記事で紹介しています。
また、IPOの抽選が完全抽選で当選しやすいともいわれています。
ただ、どちらかというと国内株式よりも外国株式(特に米国株式)の取引のほうがお得になることが多いです。
マネックス証券だけのサービスとして、米国株の取引きでは円貨決済の買付時、為替手数料が無料になります。
また、米国ETFの買付手数料が無料になる銘柄も用意されています。
さらに配当金の再投資が自動でできるサービスも提供されています。
これらの詳細はこちらの記事で紹介していますので、参考にしてください。
楽天証券
楽天証券もSBI証券やマネックス証券と同様に初心者の方にもおすすめなネット証券です。
特に楽天経済圏で生活している方にはお得になる可能性が高い証券会社です。
楽天ポイントを投資に使うことができるだけでなく、条件に応じてSPU(スーパーポイントアップ)が可能です。
国内現物の手数料はSBI証券と最安の水準となっています。
楽天証券では単元未満株の取引ができませんので、取引したい方は注意が必要です。
私が楽天証券でもっともおすすめだと思っているのが、日経新聞が読むことが可能なことです。
日経産業新聞や日経MJまで読むことができます。
無料で読ませてもらっていいのか不安になるくらいありがたいです。
楽天証券で取引せず、口座を開設しておくだけでも便利な証券会社だと思います。
楽天証券の詳細はこちらの記事で紹介しています。
サクソバンク証券
サクソバンクは上で紹介した証券会社とはおすすめするポイントが違います。
サクソバンクは国内取引で使うのは正直使いにくいです。
ただし、サクソバンクで最も力を発揮するのは海外取引です。
サクソバンクは海外銘柄を11,000銘柄以上取り扱っており、種類が一番多いです。
他の大手ネット証券でも取り扱っていない銘柄もサクソバンクでは取り扱っていることがあります。
ネスレやロシュといった買いたいけど取り扱っていない銘柄を購入できるのはありがたいですね。
また、1注文あたりの取扱手数料が0.2%で国内最安水準です。
※大手ネット証券の水準はおおよそ0.495%
現在は1注文あたりの最低手数料が5.0米ドルです。
少額の取引でする際には注意してください。
海外銘柄を大きな金額で取引するときにはサクソバンクを選択するといった方法も良いと思います。
\ サクソバンク証券の申し込みはこちら /
サクソバンクについては以下の記事で紹介しています。
LINE証券
LINE証券はまた少し違い、スマホ取引に特化しています。
LINE証券の特徴はシンプルさとスマホでの圧倒的な使いやすさです。
手数料の安さも、ほかのネット証券と同等です。
LINE証券のサイトでも画面イメージが確認できます。
(LINE証券でできることというリンクへ進んでください)
LINE証券ではいちかぶ(単元未満株の購入)のプロモーションも力をいれているようで、リアルタイム約定の取扱銘柄数No1です。
まだ投資信託の数が少なかったり、シンプルがゆえに複雑な注文(OCOやIFDはできない)やスクリーニングができないというデメリットもあります。
ただ、「そんな機能は使用しないので、スマホでサクサク取引したい」という方には相性が抜群です。
LINE証券の使い方はこちらを参考にしてください。
LINE証券では口座登録するだけで3000円相当の株がプレゼントしてもらえるので、とりあえず口座開設というのも悪くありません。
また、キャンペーンが豊富で、決算発表後に当日の終値で購入できるナイトセールなども頻繁に行われています。
まとめ:まずは証券口座を開設しましょう
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この記事ではネット証券を選ぶ理由と、おすすめのネット証券口座を5つ紹介しました。
それぞれの証券会社で特徴があり、あなたの取引目的やタイプによってどれがよいかは異なります。
今後取引したい商品や内容も変わってくるかもしれませんので、まずは複数の証券口座を開設するのがおすすめです。
私はここで紹介したネット証券口座はすべて開設しています。
とりあえずこの証券口座は開設しておいて損はないと思っています。
ありがとうございました。
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