こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
QPS研究所(5595)は、人工衛星関連の事業を行う企業です。具体的には人工衛星に関する研究開発や設計・製造、人口衛星が取得したデータに関する事業、絵人工衛星を利用したサービスの提供などです。現在は赤字が続いていますが、黒字転換すれば大化けする可能性もある銘柄かもしれません。官公庁向けの売上割合が多く、当面は業績が官公庁の引き合いに依存しそうですが、今後増加見込みと予想しているようです。

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QPS研究所(5595)の株価予想
2024/1/30時点の株価は1853円です。2024年に入ってから(1月29日と30日で)大きく上昇しました。
QPS研究所の目標株価
かなり丁寧に分析して会社の事業や業績を理解できていないと危険な感じがします。この数日の上昇を見て、今後上がりそうだからと後を追うように手を出すのはやめたほうがよさそうです。

現時点の利益は赤字ですが、予想(▲3.9憶円)よりも上振れはしており、1.6億円の赤字(当期純利益)となっています。(とはいえ、、いつ赤字から脱却できるのか不明…)


この銘柄スコアはあてにならなそうですね。財務健全性が高く出ているのはキャッシュ比率の高さが影響していそうです。自己資本比率や流動比率も高めとなっています。とはいえ、赤字が続いているのでまずはそこをどうにかしないといけないでしょうね。

ここでは松井証券のマーケットラボの株価予想と銘柄スコアを紹介しました。マーケットラボは株価予想の参考にするのにかなりおすすめです。詳しい内容はした記事も読んでみてください。

QPS研究所の株価チャート
2023年12月上場開始の約700円から、2024年1月末現在の約2か月株価は約2.5倍になっています。赤字が続いているので期待値で買われていると思いますが、よく知らないとちょっと怖いところです。

QPS研究所の株価チャートから見た今後の株価予想
上場期間が短いため、以下のチャートは1時間足にしています。1月末に大きく株価が上がっているため、直近は調整が入りそうな雰囲気があります。業績は赤字が続いているため、今後の株価は予想が難しい銘柄です。ただし、官公庁向けの案件が売上の大部分を占めており、官公庁はSAR関連の費用を増やしていくようなので株価の上昇を期待したいところです。

QPS研究所はなんの会社なの?
名称 | QPS株式会社(5595) |
企業URL | https://i-qps.net/ |
市場 | グロース |
決算月 | 5月 |
上場 | 2023.12 |
特色 | 九州大発祥のベンチャー。 小型SAR衛星を開発・製造し宇宙から撮影した画像データを販売 |
連結事業 | 地球観測衛星データ100 <23・5> |
株主優待 | なし |
QPS研究所のビジネスモデル
QPS研究所のビジネスモデルは決算説明資料を見るとわかります。
小型SAR衛星開発製造・運用・画像データ取得をおこなって、そのデータの販売などを行っています。ちなみにSARというのは(Synthetic Apreture Radar:合成開口レーダー)の頭文字で、普通の衛星よりも高性能な衛星のようです。エンドユーザーに官公庁がありますが、現時点では国内官公庁がほとんどの売り上げを占めています。


今後の展開
現時点での売り上げはほぼ官公庁向け案件(内閣府、防衛相、経済産業省、ちょっとJAXA)のため、官公庁の動向によって大きく業績が変わりそうです。とはいえ、官公庁に関しては今後も高い成長率が見込めると予想しているようです。また、国土交通省や海上保安庁などとの協業もしていくみたいです。大きく言えば売上は増加傾向です。原価も当然増加していますが、現時点ではこれでいいのではないかと思います。

また、今後は民間や海外の売り上げを増やしていくようです。

QPR研究所のIR情報と決算数値分析
以下の決算数値はバフェットコードの画像を中心に利用しています。上場から期間が短く、過去の推移がわからないため、あまり意味はありません。
https://www.buffett-code.com/company/4597/financial


売上の推移
上でも説明した通り、官公庁の売り上げが多い企業です。官公庁の投資増加を見込んでいるようですので、それに伴い売り上げは増加が続くと予想できます。

利益の推移
赤字は縮小傾向にあるといいたいところですが、もう少し様子を見ないとわかりません。2022年に打ち上げ失敗などによって大きく損失を出したことがあります。そのあたりのリスクは今後もあるかもしれません。

キャッシュフローの推移
まだ赤字企業ですのでこのキャッシュフローだけでは何とも言えませんが、、営業CFがマイナスなのはよくないですね。財務CFの▲1000は株式発行によるものです。今後のキャッシュフロー推移に注目しないといけません。

配当金の推移
配当金は当然ありません。

ROEの分解式
赤字であることと、上場からの期間が短いため判断できず。。
その他の分析1(ROIC、WACC、EVA)
赤字のため判断できず、、、です。
その他の分析2(EPS成長率や類似企業から判断する株価予想)
バフェットコードでも類似企業が出てこないですね。上場期間が短くEPS成長率もチェックできません。
まとめ:大化けの可能性はあるが、、、手を出すのが難しい
2023年12月上場ですので、現在の決算説明資料などから今後の期待値で購入する銘柄となります。決算資料だけを見れば今後が期待できそうな気もしますが、私はこの分野に詳しくないので本当に期待できるかどうかが判断できません。少ない額を分散投資して、株価が上がったらラッキーくらいに思うのが良さそうです。

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