音通(7647)の株価はなぜ安いのか?今後株価上昇あるかも…

この記事は2024年3月期第3四半期決算短信までの情報をもとに作成しています。
この記事は投資の助言あるいは投資の勧誘等を行うものではありません。
また、結果を保証するものでもありません。

音通は株価(2024年3月時点で20円台)が低いのですが、出来高が大きい銘柄です。売上が急速に小さくなっており、危険な銘柄だと思っていましたが、よくよく調べてみるとそんなことはなくて、むしろ健全になっているのではと感じてきました。22.3期に食品・雑貨小売セグメントを譲渡しているのが好印象で、今後業績の改善がありそうな気がします。というか第3四半期までで、前年を上回っています。

株価が低いため、何かの拍子に盛り上がれば株価が急騰する可能性があるのではと、ひそかに期待しています。

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目次

音通(7647)の株価予想

音通の目標株価

目標株価は現在とほぼ変わっていません。今後の株価がどうなるかが読みにくいです。

直近の経常利益は前年比増となっていますが、ここ数年の売上の落ち込みは顕著です。ただし、不振だった食料品・生活雑貨小売から撤退した分がまるっとなくなっているだけで、残りのカラオケやスポーツといったセグメントはほとんど変動ありません。むしろ利益率は微増となっています。

直近業績だとわるいのですが、上記の通り足を引っ張っていたセグメントを切り離したのでそこを割り引いて考える必要はありそうです。

売上と利益が並んだグラフですが、売上が数年で数分の1に減少しています。とはいえ、食料品・生活雑貨小売セグメントはほとんど利益を出していなかったので、全体の利益に大きな影響はありません。結果的に売上が減少して利益が上昇していますが、おかしくなっているというよりも健全になったというイメージを持ちました。

ここでは松井証券のマーケットラボの株価予想と銘柄スコアを紹介しました。マーケットラボは株価予想の参考にするのにかなりおすすめです。詳しい内容はした記事も読んでみてください。

音通の株価チャート

直近1年間では、25円~30円程度を動いています。直近10年を見ると、徐々に株価は下落して株価は2分の1まで下落していることがわかります。ここ数年出来高(下図右側の下グラフ)はかなり大きめですが、投資初心者の方は手を出さないほうが良い銘柄だと思います。株価がどのように動くか予測が難しそうです。(あがってもおかしくない気もします)

直近1年のチャート
直近10年のチャートと出来高

音通はなんの会社なのか?

名称(株)音通 おんつう [サービス業]<7647>
企業URLhttps://www.rohm.co.jp/
市場スタンダード
決算月3月
上場2000.5
特色業務用カラオケ機器の賃貸・販売が柱。
24時間ジム等のFC店、コインパーキングも。関西地盤
連結事業カラオケ関係50(13)、スポーツ40(7)、IP10(10) <23・3>
株主優待食料品ギフトセット(10,000万株以上)
音通(7647)企業概要

音通のビジネス

カラオケ機器のレンタル・販売を展開する株式会社音通エンタテイメント、フィットネス施設やホットヨガスタジオを運営する株式会社ファイコムの事業会社2社で構成されています。これとは別にIP事業(コインパーキング)も行っており、3つのセグメントで構成されているイメージです。以前はこれに食料品・生活雑貨小売事業がありましたが、22.3期に撤退しています。(売上が大きく落ち込んでいるのは食料品・生活雑貨小売セグメントの影響が大きい)

配当と権利確定日

音通は本決算が3月ですが、基本は第2四半期に中間配当があります。中間配当がある前提で、2024年の配当は以下のようになります。株価を27円とした場合の配当利回りはおよそ1%ですので、高配当銘柄というわけではありません。

2024年3月期日程配当金権利付き最終日権利落ち日権利確定日
中間配当0.12円(済)2023/9/27(水)2023/9/28(木)2023/9/29(金)
期末配当0.12円(予)2024/3/27(水)2024/3/28(木)2024/3/29(金)
24.3期配当情報

音通のIR情報と決算数値分析

以下の決算数値はバフェットコードの画像を中心に利用しています。

https://www.buffett-code.com/company/7647/financial

売上の推移

かなりざっくりした見方をすれば、近年の売上が大きく減少しているのは食料品・生活雑貨小売セグメントが大きく影響しています。(2枚目のグラフ参照)

食料品セグメントはすでに譲渡しており、撤退しています。カラオケ、スポーツなどは食料品ほど大きな下落をしていないので、さらに売上高が下落する可能性は低いと予想できます。

利益の推移

売上総利益(粗利)は30~35%程度、営業利益率、経常利益率は10~15%、といったところです。利益率自体は悪くありませんが、ROE、ROAはともに5%前後となっているので、効率が良いということではなさそうです。これまで足を引っ張りがちだった食料品セグメントがなくなったので、今後はさらに改善しそうな気がします。利益額としては以前より減りますが、利益率としては上がってくるかもしれません。

キャッシュフローの推移

22.3期のキャッシュフローは食料品セグメント売却関連なのでいったん考えないでよいと思います。それ以外はそんなにおかしいわけではなさそうです。

配当金の推移

株価が低く、配当金は1円を切っています。バフェットコードでは配当金がうまく見れないので、銘柄スカウターの情報です。株価27円とした場合の配当利回りはおよそ1%です。

ROEの分解式

今後のROEの推移をみないと判断が難しいところです。ただし、24.3期の第3四半期までの数字を見る限りでは、24.3期はさらに上昇するのではないかと予想しています。

その他の分析1(ROIC、WACC、EVA)

EVAがマイナスの値となっていますが、24.3期は改善されるのではという期待をすこし持っています。

EVA:経済的付加価値
EVA(円)=投下資本×(ROICーWACC)
企業の本質的な収益力を実額で測定する指標。投資家が期待する付加価値を生み出しているか。 

有利子負債 1,418,486,000(32.4%)
株主資本合計 2,954,632,000(67.6%)
投下資本 = 有利子負債+株主資本合計=4,373,118,000

営業利益 295,240,000
実行税率 42.6%
NOPAT = 営業利益 × (1-実行税率/100) = 169,467,760
ROIC = NOPAT / 投下資本 ≒ 3.88%

借りたお金の金利 3%とする。
借りたお金の資本コスト = 金利 × (1-実効税率)≒ 1.722%
■借りた金コスト= 有利子負債比率×借りたお金の資本コスト=67.6%×1.722%=0.5585564
Rf(10年物国債利回り)= 0.2% とする。
Rm(市場の長期平均リターン)= 7.3% とする。
マーケットリスクプレミアム(RmーRf)≒7.1%
β=0.83とする。(バフェット・コードの値を使用)
CAPM = Rf + β(RmーRf)=6.093
■株主資本コスト=株主資本比率×CAPM=67.6%×6.093=4.1166446
WACC =借りた金コスト+株主資本コスト=4.675201
EVA = NOPAT ー 投下資本 × WACC/100 ≒ -34,984,297

その他の分析2(EPS成長率や類似企業から判断する株価予想)

セグメント売却によりEPS成長率による判断はかなり難しいので割愛します。ただし、24.3期第3四半期の決算短信では、前期比ですべてプラスになっています。利益に関してはすでに前期の1年を上回っています。最終四半期の数字が出にくいタイプだとしてもかなり期待が持てます。

24.3期第3四半期決算短信

類似企業のPERは10倍~30倍程度に見えますが、ここから妥当なPERを判断するのはちょっと難しいです。音通の場合、株価が低く、業績やPERとは別に売買がされていそうです。そのため、状況によっては株価が上がりやすい銘柄といえそうな気がします。

まとめ:今後の株価上昇に期待できるかも?

正直あまり期待はしていませんでしたが、調べた結果はちょっと期待してみたくなりました。とはいえ、あえてこの銘柄を積極的に買いますということにはならないかと。一気に株価が上昇して急激に下がるみたいなことは可能性としてありそうな気がしているので少し注目している銘柄です。

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この記事を書いた人

◆ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
大卒から15年以上、東京でシステムエンジニアとして働いたが40歳を前にFPに転身。ライフプランや資産運用に関する無料セミナーや個別相談を通じてお金に不安がある人の悩みを解消中。
得意な分野は資産運用。最近は不動産投資型クラウドファンディングの運用割合を増やし、投資初心者の方にもおすすめの分散投資先として布教中。

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