こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
2023年は米国のリセッション(景気後退)が起きるかもしれないと考えているので、私は現在、米債券の保有比率を高めています。
債券という商品を知らない人はいないと思いますが、実際に債券取引をしている人は少ない気がします。債券取引はリスクヘッジとしてもおすすめなのでぜひ試してみて下さい。
債券にはこんなメリットがあるよというのはこちらの記事で紹介しています。メリットあります!
この記事では、SBI証券で外国債券を購入する方法を紹介していきます。
事前準備 米債券を外貨決済したいなら米ドルを用意しておく
まずは、米債券を購入する前の準備ですが、外貨決済しないならここは不要なので飛ばしてOKです。
SBI証券では、外国債券は外貨決済できる場合もあります。というよりも米ドル建ての債券は可能です。個人的には以下の3点の理由から外貨決済で取引するほうがおすすめです。
- 為替コストが抑えられる
- 為替の動きに左右されにくくなる
- 別の米資産(株式やETFなど)に回せる
自分で米ドルを準備したほうが為替コストが抑えられるのも理由の1つですが、一番の理由は為替の動きに左右されにくくなるからです。為替の動きに左右されないようにしておかないと、リスクが低い商品で運用している意味がなくなります。
円高になったでも外貨で運用を回しておくことができますし、円安になっていれば円に戻すこともできます。
SBI証券で外貨準備するなら住信SBIネット銀行
SBI証券で外貨準備するなら住信SBIネット銀行を利用するのが一番おすすめです。
SBI証券の円貨決済では、1ドルあたり25銭の為替コストがかかりますが、住信SBIネット銀行であれば通常1ドルあたり6銭で調達できます。(定期積立を利用すれば1ドルあたり3銭です)
また、SBI証券への入金も手数料無料なので、このコストはかかりません。現在は米ドルの自動定期入金サービスもあるので、定期積立と定期入金で米ドルを常に保有しておくというのも良い方法です。
この方法を利用した外貨決済での米国ETF完全自動化購入も可能です。こちらの記事で住信SBIネット銀行の米ドル調達方法や入金方法も解説しています。
SBI証券で外国債券を購入する
ここから実際にSBI証券での購入方法を解説していきます。少し画面の移動が多いですが、難しくありません。
債券タブ⇒外貨建債券タブで債券画面へ移動します。新発債券と既発債券を選びますが、通常は既発債券での取引が多くなると思います。
左下の外貨建債券のボタンで移動します。右側の外貨建債券(円貨決済型)との違いは、外貨決済ができるかどうかの違いです。右側のブラジルレアル、インドルピー、インドネシアルピア建て債券は外貨決済ができません。左側の米ドル建てや豪ドル建ての外貨建て債券は、外貨決済と円貨決済のどちらかを選択できます。
一覧画面に移動したら、購入する銘柄を選びます。いくつか情報がでているので、「利回り」「残存年数」「格付け」は確認しましょう。
ざっくり説明だと、、ストリップス債は利払いがなく購入価格と償還価格の差が利回りとなります。トレジャリーボンドは償還期間が10年超の利付債です。(残存期間ではない)
格付けはBBB以上が適格債(S&Pの場合)なので、低リスクを求めるならそれ以上の格付けにしておきましょう。
「お申し込み」ボタンを押すと銘柄の詳細画面へ移動します。
詳細画面でも「お申し込みはこちら」ボタンで目論見書閲覧画面に移動します。
目論見書等 電子書面閲覧画面にきたら同意チェックボックスにチェックを入れて「同意して次へ」ボタンで注文画面に移動します。
買付注文入力画面に移動したら注文内容を入力します。基本的には「買付方法」と「買付数量」を設定するだけです。入力したら「取引パスワード」を入力して確認画面へ移動します。
「買付方法」で円貨決済か外貨決済を選択します。買付方法の1つ上にある「買付余力」が空欄になっていますが、選択した決済方法に応じた買付余力が表示されます。
下の確認画面で「注文発注」ボタンを押すと完了です。おつかれさまでした。
外国債券の確認は口座管理から
外国債券は「口座管理」→「口座(外貨建)」から確認できます。
これはちょっと不満なところなのですが、外国債券(外貨建資産)はポートフォリオ画面に反映されません。そのため、株式や投資信託といった金融商品との合算が確認しにくいです。
まとめ:今は債券投資を始めやすいタイミング
ここまで読んでいただきありがとうございました。
記事の冒頭でも説明しましたが、2023年は米国のリセッション懸念もあり、債券投資の魅力が高くなっていると考えています。投資の幅を広げるためにも少額でも債券投資してみると面白いかもしれません。この記事が少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
【債券くらいリスクの低い投資商品を探している人へ】
不動産クラウドファンディングは実はリスクがかなり小さく、リターンが安定している投資方法だとわかりました。
リスクを下げて安定してリターンが出せる理由が知りたい方はこちらも参考にしてください。
私も保有比率を上げているところです。