【iDeCo】個人事業主にはiDeCo(イデコ)がおすすめな理由を解説!自営業ならつみたてNISAよりもiDeCoのほうがお得

こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。

結論から言うと、個人事業主でiDeCoを利用していないなら利用したほうがいいと思っています。iDeCoは一度ポートフォリオ設定したら、見直したり他の金融機関を調べたりすることはあまりしないと思います。

特に会社員から個人事業主に変わったパターンだとそのような人が多いかもしれません。実際に私もそうだったので、一度見直しを検討してもいいと思います。私はiDeCoで長期投資、NISA枠を一般NISAで運用するように変更しました。

この記事は特に個人事業主(国民年金第1号被保険者)の人を中心にしているので、どんな人でもそうしたほうがいいというわけではありません。確かにそうだねと感じた人は検討してみてください。

個人事業主はiDeCoのメリットを活かしやすい
個人事業主はiDeCoのメリットを活かしやすい
目次

自営業やフリーランスはiDeCoのメリットを活かしやすい ポイントは3つ 

個人事業主やフリーランスの方はiDeCoのメリットを活かしやすいです。私がiDeCoが見直した内容をお伝えします。主なポイントはこの3点です。

iDeCoを見直したポイント
  • 金融機関によってはS&P500などの商品にも投資可能
  • iDeCoの非課税期間はつみたてNISAよりも長い
  • iDeCoの拠出金はつみたてNISAよりも多く、所得控除もある(国民年金第1号被保険者の場合)

金融機関によって思ったよりも取扱商品が違う S&P500などにも投資可能

これがiDeCoも実は使えると思った一番の理由で、完全に再調査不足でした。私が利用していたiDeCoは商品数が多くなかったのですが、他の金融機関を調べてみるとかなり違いがありました。

ちなみに、iDeCoを利用する金融機関を選びたいときにはiDeCoナビが便利です。iDeCo公式からもリンクされているので安心して利用できるサイトです。

下の図はiDeCoナビで商品内容で比較した結果の一部です。金融機関ごとにかなり違いがあります。調べてみて気が付いたのですが、証券系金融機関のiDeCoにはeMAXSIS Slimシリーズを準備しているところも多く、つみたてNISAで人気の商品に投資できる金融機関がかなりありました。

つみたてNISAでS&P500オール・カントリーなどにすべてを積み立てているならiDeCoの利用に切り替えるのはありだと思います。

私がもともと利用していた金融機関では、外国株式連動の商品が少なかったため、iDeCoはあまり取扱商品がよくないと思い込んでいました。。

出典:iDeCoナビ

つみたてNISAよりも非課税期間が長い

2022年11/27日現在、NISA拡充の話題が上がっています。具体的な内容はまだわかりませんが、制度の恒久化や非課税期間の延長(無期限)といった内容です。

でもこれってすでにiDeCoはほぼ可能なんです。このことはあまり話に上がってきません。

iDeCoは60歳まで原則引き出し不可の変わりに非課税期間の設定がないため、つみたてNISAよりも非課税期間を長く(最大75歳まで)することができます。非課税期間が長くほしい(つまり引き出さない)のであればiDeCoを利用しておけば問題ないということです。

つみたてNISAより拠出金が多く、所得控除もできる

非課税期間の話に加えて、個人事業主の場合は拠出金額もiDeCoのほうが優れています。さらに所得控除も可能です。

つみたてNISAの場合、だれでも年間非課税投資枠は40万円(1月あたり33,333円)ですが、iDeCoだと月額6.8万円(年額81.6万円)まで拠出可能なので、およそ2倍も違うんですよね。

これは国民年金第1号被保険者の場合で、国民年金基金や付加保険料などを利用していない場合です。

iDeCo公式サイト:iDeCo(イデコ)の仕組み

iDeCoとつみたてNISAを比較するとこれだけ違う

ここまでだとイメージがつかないかもしれません。実際に数字として計算すると、これだけ違います。ここでは運用期間を20年間としますが、iDeCoはさらに非課税期間も長くすることができます。

具体例
  • 40歳から60歳まで積み立てるとする
  • つみたてNISA、iDeCoともに満額積み立てる
  • 最終的に10%の利益が発生すると仮定する
  • 所得税率、住民税率ともに10%とする

つみたてNISAの場合

【拠出金】40万円 × 20年 = 800万円

【運用益】800万円 × 10% = 80万円

【節税効果】80万円(運用益が非課税)

実際には一括して利益がでるわけではありません。計算しやすいのでまとめています。

iDeCoの場合

【拠出金】81.6万円 × 20年 = 1,632万円

【利益】1632 × 10% = 163万円

【節税効果(運用益)】163万円

【所得控除の年間節税効果】81.6 × 10% × 2(所得税と住民税) ≒ 16.3万円

【節税効果(所得控除)】16.3万円 × 20年 ≒ 326万円

【節税効果(合計)】163万円(運用益節税効果) + 326万円(所得控除節税効果)≒ 489万円

税率は人によって変わりますので注意してください。

国税庁:No.2260 所得税の税率

まとめ:個人事業主やフリーランスの人は一度確認を!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

特に個人事業主の方でiDeCoを利用したことがない、見直してない人、つみたてNISAを利用している人は一度iDeCoも検討してみて下さい。節税効果がここまで変わるとは思いませんでした。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人

◆ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
大卒から15年以上、東京でシステムエンジニアとして働いたが40歳を前にFPに転身。ライフプランや資産運用に関する無料セミナーや個別相談を通じてお金に不安がある人の悩みを解消中。
得意な分野は資産運用。最近は不動産投資型クラウドファンディングの運用割合を増やし、投資初心者の方にもおすすめの分散投資先として布教中。

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