
分散投資をしたほうがいいと聞きました。
どのくらい分散させればいいんでしょうか?
こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
投資において避けるべきは予想外のことが起きても市場から退場しないことです。
そのためにはできる限りリスクを減らすことが重要です。
リスクを減らすために、分散投資が重要であることは言うまでもありません。
ただし、やみくもに分散投資をすればよいというものでもありません。
投資できる資産が100万円の投資家と、1億円の投資家では分散方法は違います。
「じゃあ分散投資はどうやったらいいの?」
あなたがこのように考えていれば、ぜひこの記事を最後までお読みください。
- 分散させすぎるのがよくない理由
- 適切な銘柄数
- 分散投資の方法
分散しすぎは逆効果


分散投資をしすぎることが逆効果になる場合の事例を紹介します。
分散投資がダメということではなく、分散投資をしすぎるとデメリットが発生してきます。
細かいチェックがむずかしくなる
保有銘柄は決算タイミングで状況を確認したり、何かニュースがでたらチェックをしたりする必要があります。
特に決算月が同じ銘柄を大量に保有すると、チェックをする時間が少なくなります。
あなたが会社員で投資をしているのであれば、投資に多くの時間を割くのは難しいかもしれません。
分散投資をしすぎると個別銘柄の詳細まで目が届かなくなる可能性があります。
1銘柄当たりに投資できる金額が小さくなる
1銘柄に投資できる金額が小さくなると、その銘柄が大きく上がっても全体に対するリターンの割合は小さくなります。
リスクの分散とリターンはトレードオフの関係になりやすいため、分散投資しすぎるとリターンが小さくなります。
また、1銘柄の投資金額が小さいと購入できる株数が少なくなります。
現在は1単元=100株ですが、200株以上購入することをおすすめします。
株価が上昇した場合に、100株は利確して、残りの100株はさらに上昇に備える運用をすることが可能だからです。
分散投資 適切な銘柄数は


それでは適切な銘柄数とはどのくらいでしょうか。
もちろん人によって異なりますが、一般的にはこのくらいが妥当だと考えています。
複数単元の株を購入するためにも、おおよそ1銘柄に50万円~100万円程度は投資したいところです。
投資金額 | 分散銘柄数 |
---|---|
~100万円 | 1~2銘柄 |
~200万円 | 2~3銘柄 |
~500万円 | 5銘柄程度 |
株式以外での分散投資


株式の中で分散させすぎるのは逆効果ですが、株式以外の資産でリスク分散することは有効です。
株式の中のポートフォリオを検討するよりも、アセットアロケーション(資産配分)を検討することのほうが重要です。
アセットアロケーションについてはこちらの記事でも紹介しています。


株式をメインにしているのであれば、株式と別の動きをするものをリスク分散で保有したいですね。
このような商品は株式とは異なる動きをすることが多かったり、リスクが低めの商品で守りの資産となります。
- 債券
- 金
- REIT
まとめ:投資をする際には適度な分散を心がける
ここまで読んでいただきありがとうございました。
投資をする際には、集中のしすぎも分散のさせすぎも逆効果になることがあります。
適度に分散させることで、リスクを抑えつつリターンも期待できます。
特に投資金額が小さいときは、リスク分散も重要ですが、ある程度集中させないと資産は増やしにくいですね。
ありがとうございました。
投資をするときには勉強は必須です。
1%リターンが変わるだけで、生涯の投資成績は何百万円も変わってくる可能性もあります。
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