S&P500構成銘柄のランキング上位やセクター比率は?おすすめETFや投資信託を紹介

S&P500って何?
どの商品をかえばS&P500に投資できる?

こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。

近年、米国株への投資環境が整ってきており、それに伴い米国への投資は人気があります。
米国市場は今後も長期的に成長すると予想されており、米国株式への長期投資は有効な手段です。

米国株のETFは非常に種類が豊富ですが、その中でも特に人気が高いのがS&P500指数に連動する商品です。

「S&P500って聞いたことあるけどどんなもの?」
「どれに投資したらいいの?」

この記事ではS&P500とは何かを解説していきます。
あなたがこのような疑問を持っていたら、この記事を参考にしてください。

目次

S&P500とは

米国の地図

S&P500は米国市場の代表的な指標の1つです。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが公表しており、ニューヨーク証券取引所やNASDAQなどに上場している企業の代表的な500銘柄で構成されています。

時価総額加重平均型の株価指数の為、構成されている代表的な500銘柄で米国市場全体の時価総額の80%をカバーします。
また、セクターのバランスも考慮されています。
定期的に入れ替えが実施される為、基準をクリアした有力な企業のみで構成される特徴があります。

投資家として有名なウォーレンバフェットもこのような遺言を残しているという話は有名です。

「私の死後は資産の9割をS&P500に、1割を米国の国債で運用しなさい」

S&P500の上位構成銘柄

S&P500がどのような銘柄で構成されているか確認しましょう。

時価総額の加重平均ですので、個別銘柄で上位に構成されているのは、日本でも有名なGAFAMといった企業です。
セクター別では情報技術セクターが若干多めの割合を占めていますが、バランスよく構成されています。

【構成銘柄】

銘柄
アップル
マイクロソフト
アマゾン・ドットコム
アルファベット クラスA(Google)
テスラ
アルファベット クラスC(Google)
メタ・プラットフォームズ
エヌビディア
バークシャー・ハサウェイ
ユナイテッドヘルス・グループ

【セクター割合】

セクター割合
情報技術27.40%
ヘルスケア14.20%
一般消費財11.50%
金融10.90%
通信サービス8.60%
資本財7.80%
生活必需品6.80%
エネルギー4.20%
不動産2.90%
公益事業2.90%
素材2.80%

バンガード社HPより作成(2022/4/30時点)

S&P500連動のおすすめ商品

お金の絵

S&P500の概要について説明しました。
「いったいどの商品に投資すればS&P500に投資できるの?」という疑問に回答します。

VOO(バンガード S&P 500 ETF):米国ETF

VOOはバンガード社が提供するS&P500インデックスに連動するETFです。
米国ETFの特徴は経費率の低さです。

ただし、米国市場での取引となるため分配金が二重課税対象になります。
これを解消するには確定申告が必要になるため、手間がかかるデメリットがあります。

基準価額(米ドル)358.04 (2022/05/19)
純資産総額(百万米ドル)256,430.14 (2022/04/29)
分配利回り1.55 %
経費率0.03 %
設定日2010/09/07
騰落率(1年)-4.92 %
VOOのETF情報(2022/5/23時点)

VOOについてはこちらの記事でも紹介しています。

グロース株やバリュー株(VOOG、VOOV)に特化したETFもあります。

SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド :国内投資信託

SBI証券で購入できるS&P500インデックスに連動する投資信託です。
つみたてNISAも利用することができるため、税制的な優遇措置を受けることができます。

SBI証券のつみたてNISA対象の中で最も信託報酬が低い商品です(2022年5月23日時点)。
つみたてNISAの定期購入も利用できるため、購入も売却も非常に簡単にできる商品です。

基準価額16,003円
純資産額525,147百万円
信託報酬0.0938%程度
騰落率(1年)+12.05%
投資信託情報(2022/5/23時点)

iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF:国内ETF

国内市場で購入できるS&P500のETFです。
国内市場で購入ができるため、円決済、東京市場の取引時間で取引が可能といったメリットがあります。

信託報酬手数料率が0.075%と、かなり保有コストを抑えること可能です。

また、この商品は二重課税調整対象になる商品のため、売却が簡単にできます。
JPX日本取引所グループHPより

国内ETFについてはこちらの記事でも紹介しています。

まとめ:S&P500指数を長期投資で利用してみましょう

ここまで読んでいただきありがとうございました。

米国市場は今後も成長していくと予想されます。
米国の約8割を網羅できるS&P500指数は非常に有効な投資先といえます。

インデックス投資は分散・長期が基本の為、長期投資に適しています。
米国ETF、国内投資信託、国内ETFなど投資できる商品は様々なのでどれに投資するか検討しましょう。

ありがとうございました。

投資をするときには勉強は必須です。
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この記事を書いた人

◆ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
大卒から15年以上、東京でシステムエンジニアとして働いたが40歳を前にFPに転身。ライフプランや資産運用に関する無料セミナーや個別相談を通じてお金に不安がある人の悩みを解消中。
得意な分野は資産運用。最近は不動産投資型クラウドファンディングの運用割合を増やし、投資初心者の方にもおすすめの分散投資先として布教中。

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