こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
米国ETFについて調査している際、株価の推移を容易に調べることができますが、配当を含めたリターンを確認することも重要だと思っています。米国市場全体を把握するときにS&P500を利用するので、個人的にはS&P500のトータルリターンとの比較をしたいとです。
S&P500とトータルリターンを比較したいときに便利なツールとして「SeekingAlpha」というウェブサイトがあります。SeekingAlphaは無料で利用できるこので、投資を検討しているETFとS&P500のパフォーマンスにどれほどの違いがあるのかを簡単に調べることができます。
この記事ではSeekingAlphaのサイトと使い方を簡単に紹介します。
シーキングアルファ(SeekingAlpha)とは?
シーキングアルファは2004年に設立された金融メディアです。個人投資家やアナリストなどの投稿などが見れたり、各種銘柄の決算情報やニュースを知ることができたります。とはいえ、情報がすべて英語なので、正直利用のハードルは結構高いです。
有料版(プロとプレミアム)と無料で利用できる機能がありますが、今回は無料版でも利用できる機能であるS&P500とのトータルリターン比較の紹介です。
シーキングアルファのサイトには以下のボタンから移動できます。(別タブで開けます)
S&P500だけでなく他のETFともトータルリターンを比較できる
S&P500との比較だけ使うのであればめちゃくちゃ簡単です。比較したいETFを検索するだけです。
S&P500のトータルリターンと比較する方法
サイト上部の検索ボックスに比較したいETFを入力します。ETFだけでなく個別企業のティッカーを入れても問題ありません。推測結果も出してくれているので、途中までしかわからないような場合でもとりあえず試してみるのがいいかもしれません。

はじめは一番左のSummaryというタブにいるはずなので、Momentumタブに移動します。

Momentumタブに移動したら下に移動するといくつかチャートが並んでいるので、「Total Return vs S&P 500 Total Return」がS&P500とのトータルリターン比較です。
下記は直近1年間の比較ですが、5年間や1か月、右側のカレンダーを選ぶと任意の範囲を入力できます。

また、右側にある「+Add Comparison」でほかの銘柄を指定して増やすこともできます。下の表は上のチャートにQYLDを追加してみました。この1年で見ると、トータルリターンはQQQ>QYLD>S&P500なんですね。。

単純な株価推移ではQQQ>S&P500>QYLDとなっているので、トータルリターンでも確認するのは重要だといえそうですね。

そのほかにシーキングアルファで見れること
これ以外で使えそうな機能として、ETFであれば組入れ上位銘柄やセクターの構成割合が簡単にわかります。Holdingsタブをクリックすると、以下の画面になります。個人的には下の個別銘柄はティッカーも表示してくれればいいのにと思っています。

個別銘柄の場合、ETFの時とはタブが少し多く、財務情報のタブなどが追加されています。ただ、あまり見やすいものではないのでこれなら銘柄スカウターのほうが断然使いやすいと感じました。


無料版でもちょっと調べるくらいなら使いやすい
私は有料版を使ったことはないのですが、S&P500とのリターン比較やセクター割合なんかをぱっと調べるのには便利なサイトだと思っています。
興味がでたら一度使ってみて下さい。