こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
4月以降、ドル円の為替相場は上昇を続け、1ドル140円まで円安が続いています。3月上旬に書いたこの記事では1ドル140円くらいに落ち着くのではと書きましたが、その水準まで達しました。

そろそろ円安の動きも一服しそうな雰囲気広がっていますが、米国の債務上限引き上げ問題や6月のFOMCなども考慮すると、まだ波乱があるかもしれません。正直この数カ月だけを見ても正確に動きを予測するのは難しいなと感じています。
円安は米国資産の価値は相対的に増えますが、同時に米国資産を追加購入することがむずかしくなる側面もあります。そのため、状況を見極めて投資戦略を決める必要があります。
基本的には金利上昇が止まれば円安も止まる
5月以降、米国の国債利回りは大きく上昇しました。以下は「米国2年物国債利回りー日本2年物国債利回り」のチャート(赤線)とドル円の為替相場(ローソク足)を示しています。5月以降、赤線の国債利回りが上昇(ラベルは左側)しており、ドル円も130円台前半から140円まで円安が続いています。

米債務上限引き上げ合意は短期金利を低下させそうだが…
連邦政府の債務上限を引き上げることで基本合意したというニュースが報道されました。この動きは米国の短期金利を低下させる可能性があると考えています。
ただし、市場の心理がリスクオフからリスクオンに傾くと、金利上昇につながる可能性もあり、どちらに動くかを予測するのは難しい状況です。
6月FOMCのほうが影響が大きそう
1か月前には、6月のFOMCでは政策金利は据え置かれ、2023年中旬から後半にかけて利下げが進むのではないかというのが一般的なの予想でした。しかし、直近のPCE発表など米国経済指標が好調で、6月も利上げされる可能性が高いという予想が増えてきています。

米ドルの上昇余地は限定的か
ドル円の為替はどちらにも動く可能性はありそうですが、短期的には米ドルの上昇(円安)が進みそうな要因がそろっているように感じます。ただし、この2か月で十分円安は進んでいるのである程度織り込み済みということになっていそうな気もします。
少なくともFOMC通過後までは様子を見たほうがいいのかなと感じます。ドル円の為替レートだけでなく、S&P500などの株式指標も値動きが大きくなるかもしれません。
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