【自動運転&EV関連ETF】DRIVは安全なETFか?構成銘柄や株価チャートを解説

こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。

グローバルX社が運用しているDRIV(自動運転&EV ETF)を紹介します。

DRIVは自動運転技術やEV、EVに使用される部品やその材料開発に携わる企業に投資するETFです。ETFにもかかわらず、株価は2020年から2022円にかけて約3倍になりました。

2022年は下落基調でしたが、米国株が伸びれば大きなキャピタルゲインが期待できるかもしれません。

DRIVの特徴
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目次

DRIVの概要 構成銘柄や株価チャート

ティッカーDRIV
名称グローバルX 自動運転&EV ETF
基準価額(米ドル)24.57 (2023/02/15)
純資産総額(百万米ドル)891.01 (2023/01/31)
分配金回数/年2回
分配利回り1.01 %
経費率0.68 %
設定日2018/04/13
基本情報 2023/2/20時点

テーマ型のETFなので経費率は0.68%(参考:VOOの経費率は0.03%)と低くありません。分配利回りは約1%ですが、どちらかといえばキャピタルゲインを目的とする銘柄です。分配は年2回で権利確定日は6月12月となっています。

純資産総額がピーク時の6~7割になっているのはパフォーマンスよりも気になるところです。

DRIVの純資産推移
DRIVの純資産推移

DRIVはどんなETFなのか

DRIVは自動運転技術やEV、EVに使用される部品やその材料開発に携わる企業に投資します。EVの新車販売台数に占める割合は5%未満ですが、2035年には世界の自動車販売数の55%をEV自動車が占めるとされています。(※1)

※1:グローバルX社「DRIVファンド紹介

DRIVは75の銘柄で構成されており、年に2回(1月と7月)組み入れ銘柄の入れ替えとリバランスを実施しています。銘柄選定のプロセスは以下のように行っています。

銘柄選定のプロセス
  1. 先進国および韓国、台湾上場企業の中から時価総額、流動性などでスクリーニング
  2. 自動運転技術、EVおよびEVに使用される部品や材料の企業を抽出
  3. 関連度合いをランク付けし、以下の銘柄数で構成する
    自動運転技術:30銘柄 EV:15銘柄 EVに使用される部品や材料30銘柄(部品15銘柄、材料15銘柄)
    ※1銘柄の比率上限は3% 各サブテーマで時価総額順位買い0%に属する銘柄の上限は2%

参考:グローバルX社「銘柄紹介資料

2023年はPER、PBRともに2022年よりも下落しているので買い時といえるかもしれません。

指標数値
ROE14.80%
平均時価総額195,562(百万USD)
PER14.46%(2022年:17.30%)
PBR2.06%(2022年:2.24%)
詳細情報

DRIVの構成銘柄、業種内訳、投資先の国・地域構成

DRIVの構成銘柄上位10銘柄は以下の通りです。

ティッカー銘柄組み入れ比率(%)
TSLAテスラ4.46
NVDAエヌビディア3.63
AAPLアップル3.14
QCOMクアルコム2.92
GOOGLグーグル(アルファベット)2.86
7203トヨタ自動車2.71
HONハネウェルインターナショナル2.51
INTCインテル2.43
MSFTマイクロソフト1.99
GMゼネラル・モーターズ1.83
2023/2/16時点

上位に構成されている銘柄はほとんど聞いたことがある有名な銘柄となっています。多くは自動車メーカーとハイテク関連銘柄です。このほかにも、日本企業としては日立やホンダ、デンソーなどが組み入れられています。

業種内訳と投資国
業種内訳と投資国

投資国としては米国は50%を超えますが、日本が2位につけているのにも注目です。

DRIVの株価チャート

DRIVは2020年のコロナショック後から大きく株価が上昇しましたが、2022年はそこからかなり下落しました。

DRIV株価チャート
DRIV株価チャート

S&P500(青線)と比較するとかなり強い相関(相関係数が1に近い)があることがわかります。ただし、ハイテク株やテスラのような株価が上下しやすい銘柄が多く身入れられているのでS&P500よりも大きく動きやすいです。

DRIVとS&P500の比較
DRIVとS&P500の比較

とはいえ、TSLAのように2022年に大きく下落した銘柄がありながらも持ちこたえているのは、うまく分散投資できている証拠でもあります。米国だけでなく日本の銘柄が組み入れられているのもよかったかもしれません。

DRIV(日足)と上位組み入れ銘柄(ライン)の比較
DRIV(日足)と上位組み入れ銘柄(ライン)の比較

DRIVとIDRV(EV&テックETF)との比較

EV関連のETFとしてIDRV(iShares Self-Driving EV and Tech ETF)という商品もあります。DRIVと似たような銘柄ですが、比較すると以下のような違いがあります。

項目DRIVIDRV
運用会社グローバルXBlackRock(iShares)
取引可能な証券会社SBI証券やマネックス証券などIG証券など
資産総額891.01(百万USD)451.32(百万USD)
経費率0.68%0.47%
配当利回り1.01%0.56%
銘柄数7578
DRIVとIDRVの比較

参考:isharesサイト「iShares Self-Driving EV and Tech ETF

IDRVの一番のデメリットは、メインどころの証券会社で取り扱っていないところです。DRIV(赤線)とIDRV(青線)を比較するとそれほど大きな差はありません。投資をするならDRIVにしておくのがよさそうです。

DRIVとIDRVの比較
DRIVとIDRVの比較

まとめ:自動運転のテーマ投資がしたいなら面白いETF

ETFなので、保有期間中にコストがかかり続けることは注意が必要ですが、コストを上回るキャピタルゲインが得られそうなETFだと思います。

ただし、購入時期については注意が必要です。比較的ハイテク産業や値動きの激しい銘柄が組み入れられていますので、株価が大きく下落する可能性もあります。株価の上昇が期待できる割にはきれいに分散投資されているので、リスクとリターンのバランスが許容できるなら投資してもよさそうな銘柄です。

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この記事を書いた人

◆ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
大卒から15年以上、東京でシステムエンジニアとして働いたが40歳を前にFPに転身。ライフプランや資産運用に関する無料セミナーや個別相談を通じてお金に不安がある人の悩みを解消中。
得意な分野は資産運用。最近は不動産投資型クラウドファンディングの運用割合を増やし、投資初心者の方にもおすすめの分散投資先として布教中。

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