
クラウドファンディングの名前は聞いたことがあります。
でも、どうやって投資するの?
こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
この記事ではクラウドファンディングの概要について簡単に説明します。
クラウドファンディングは投資先などに応じていくつかの種類に分けることができます。
ものに投資したいのか、未上場企業に投資したいのかなど、どのクラウドファンディングを使うかの参考にしてください。
まずはそもそもクラウドファンディングってなに?
というところから説明していきます。
- クラウドファンディングの仕組み
- クラウドファンディングの種類と注意点
クラウドファンディングの種類


そもそもクラウドファンディングとは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせたことばです。
つまり、不特定多数の投資家からインターネットを通じて資金を調達する仕組みです。
クラウドファンディングは原則としてこのようなイメージで資金を調達します。


目標資金に到達するかでどうなるかが変わってきます。
注視なる場合もありますし、集まった資金で進む場合もあります。
このリターンが、「もの」だったり、「お金」だったり変わります。
クラウドファンディングにはいくつかの種類があります。
投資をするものがなにか、リターンが何かなどで変わってきます。
大きく分けると非投資型と投資型の2種類です。(公式にこのような分け方があるわけではありません)
非投資型は購入型と寄付型に分けられます。
投資型は今回説明する株式投資型や融資型、不動産投資型などに分けられます。


購入型
購入型のクラウドファンディングは一般的にクラウドファンディングだと思います。



自分もクラウドファンディングといったらこれのイメージでした
商品の開発費用を提供して、出来上がったものやサービスをリターンとして受け取る仕組みです。
「商品」「フード」「エンタメ」など事例は様々です。
MakuakeやCAMPFIREといったサイトが有名です。
下のボタンから別タブで各サイトへ移動可能です。


寄付型
寄付型のクラウドファンディングは上のイメージ図の原則から少し外れます。
なぜなら、寄付型はリターンがないからです。
寄付型はその名の通り、資金を「寄付」することでプロジェクトを支援します。
対象はNPO法人や非営利団体、自治体など、幅広い団体やプロジェクトが存在します。
リターンで「もの」や「サービス」はありませんが、メリットとして税制上の優遇措置の対象となる寄付の場合、確定申告をすることで税制的な優遇措置を受けられる場合があります。
株式投資型
株式投資型は未上場企業に投資できるクラウドファンディングです。
株式投資型は上のイメージの通りですが、リターンが少し難しいです。
通常株式投資のリターンはこのようなものが考えられます。
- 配当金
- 株主優待
- 株の値上がり益
クラウドファンディングで資金調達しているので、配当金は基本的には考えないほうがよいと思います。
株主優待は企業によってはもらえます。
流動性はないため、原則売買はできないと考えてください。
その為、IPOやM&Aといった場合には株価の値上がり益のリターンが得られる可能性があります。
その為、よく調査して応援できる企業を探しましょう。
リターンを狙うよりも、その企業を応援する意味合いが強いかもしれませんね。
株式投資型のクラウドファンディングについてはこちらの記事でも紹介しています。


不動産投資型
不動産投資型はその名の通り不動産に投資へ投資します。
一般的に不動産への投資は以下のようなものがあります。
- 現物の不動産
- 不動産投資信託(REIT)
- 不動産投資型クラウドファンディング
各投資の特徴は以下のようなイメージです。
大きく異なる点は「最低投資金額」「期間」「物件の選択が可能か」「手間がかかるか」という部分です。
不動産投資型 クラウドファンディング | 現物 不動産投資 | REIT | |
---|---|---|---|
投資額 | 1万円~ | 数百万円 | 数万円~ |
物件の所有 | なし | あり | なし |
期間 | 比較的短期 (特定期間) | 比較的長期 | 比較的短期 |
流動性 | 原則譲渡できない | 低いが可能 | 高い |
投資物件の選択 | 可能 | 可能 | 不可 |
手間 | なし | かかる | なし |
これと思う投資先があれば、不動産クラウドファンディングはよいかもしれません。
また、優先出資と劣後出資などである程度リスクを下げて安全に投資できる仕組みを準備してくれている場合もあります。
不動産投資型クラウドファンディングのCOZUCHIが扱う案件は超人気ですぐに申し込みが完売するほどです。
2022年5月には募集金額36億円の巨大ファンドが数時間で申し込み完了しています。


融資型
融資型のクラウドファンディングはソーシャルレンディングとも言われます。
企業に資金を援助する意味では株式投資型と似ていますが、株式を買うわけではありません。
イメージは支援者が銀行の役割を果たすことになります。
その為、企業は決められた利息を返済する義務があるため、特定の期限で、かつある程度低リスクでリターンが望めます。
その他
その他には事業投資型のクラウドファンディングなどもあります。
特定のプロジェクトや事業に対して、資金を援助することになります。
融資型と異なるところは、リターンが決まっていないというところです。
プロジェクトの売上などの成果によって、分配金としてリターンを得ることになります。
まとめ:資金に余裕があればクラウドファンディングも面白い
ここまで読んでいただきありがとうございます。
クラウドファンディングの種類や特性について説明しました。
クラウドファンディングは当然ですがリスクは比較的高いです。
投資をするなら余裕資金で実施しましょう。
ただ、通常投資ができない企業や商品を応援したいときには便利な仕組みですので、好みのものがあれば検討してみてはどうでしょうか。
ありがとうございました。