こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。

貸借対照表ってどんなことが書いてあるの?
銘柄を分析するときに財務諸表を見ますよね。
この記事は財務3表の中の貸借対照表(Balance Sheet)についてです。
- 貸借対照表になにが記載されているか
貸借対照表とは
貸借対照表に記載されている内容を簡単に説明すると以下のようになります。
- ある時点の資産の状況を示している
- 右側が「お金の集め方」、左側が「お金の使い方」を示している
- 資産(左側)、負債(右側)、純資産(右側)で構成されている
貸借対照表はある時点(決算期末時点)の資産の状況を表しています。
過去からの積み上げの結果となるため、今年度の業績がわかるわけではありません。


貸借対照表を構成する要素
左側(資産)
資産には流動資産と固定資産があります。
この2つの違い「1年以内」に現金化できるかどうかです。
流動資産は「現金・預金」「売掛金」などが該当します。
固定資産は「建物」や「土地」などが該当します。


右側(負債+純資産)
負債は資産と考え方は同じです。
返済期限が1年を超えるかどうかで流動負債と固定負債に分けられます。


純資産は資産や負債と違い、返済しなくてもよいお金です。
資本金(株主から集めたお金)や、利益剰余金(会社を経営する中で蓄えたお金)などが含まれています。
まとめ
本当に基本的な部分ですが、まずはこんな感じです。
右側の負債と純資産で集めたお金を左の資産で使うので、右と左の金額は一致します。
貸借対照表は上にも記載した通り、ある時点(通常は決算時点)の状態なので
そこまでの経過などはわかりません。
貸借対照表に存在している項目は様々な指標でも使われます。
自己資本比率など安全性を測る指標で使用されることも多いです。
それでは、また一緒に勉強しましょう。