こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
厚生労働省から令和6年度の年金額改定について発表されています。総務省が公表した「令和5年平均の全国消費者物価指数」に基づいて、国民年金は2.7%増の月額68000円へ引き上げとなります。
厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な金額)は、令和5年度の224,482円から230,483円の約6000円の引き上げです。
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在職老齢年金の令和6年度支給停止調整額も50万円に引き上げ
在職老齢年金を簡単に言えば、働きながら年金を受給している場合、一定の金額以上の収入があると年金の一部または全部が支給停止される(具体的には支給停止調整額を超えた分の1/2の年金受給停止)という仕組みです。
「一定の金額」の基準となる支給停止調整額は名目賃金の変動により改定されますが、これまでの48万円から50万円に引き上げられました。ぎりぎりのラインだった方は、少し給料が増えても対象にならずに済むかもしれません。
受給年金を増やすなら、可能であれば繰下げ受給がおすすめ
年金額が増えたといっても、月額2000円程度では生活は変わらないと思う人がほとんどだと思います。国民年金は上限がありますから簡単に増やすことはできません。
年金受給額を増やしたいのであれば、やはり繰下げ受給がおすすめです。年金の繰下げ受給をすると、繰り下げた月数×0.7%だけ年金受給額を増やすことが可能です。例えば、65歳から受け取れば816000円(月額68000円)の国民年金を70歳まで受給開始を繰り下げると、、、
0.7%×60ヶ月(12ヶ月×5年)=42%
つまり、816000円×1.42=1,158,720円(月額96560円)まで増やすことも可能です。
いつ死ぬかわからないのだから、もらえるものはもらっておいたほうがいいと考えるのは早計です。そもそも年金は受給額を最大にすることを目的とするものではありません。日本の平均寿命は延びてきているので、長生きすることがリスクにつながるようなことにならないようにしたいですね。
もちろん、年金をもらわないと生活できないというのであれば受給するのは問題ありません。ただし、一度年金受給を開始すると、変更することはできないので慎重に検討するようにしてください。
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