【2023年】実際にNISAをやってる人の割合はどれだけいるのか?

こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。

2024年から新しいNISAが始まろうとしています。現行NISAよりもかなり使いやすくなるのでまだNISAを利用したことがない人も使ったほうがお得なのでおすすめします。

ところで、実際にNISAはどれくらい利用されているのでしょうか?実際にNISAを利用して投資していたり、Twitterなどで投資の情報を見ている人は、多くの人がNISAを利用していると思うかもしれせんが実はそんなことはありません。

この記事では実際に具体的な数字でNISAの状況を紹介します。まだNISAを利用していない人も「自分は乗り遅れてるかも」と思わなくて大丈夫なのでぜひ活用してください。

NISA利用割合
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目次

NISA利用率は約18%|5人に1人しか利用していない

金融庁が発表しているNISAの利用状況では、開設数は約1800万口座となっています。NISA口座は1人複数口座は作成できないので、実際に1800万人分の口座があるという認識で間違いないはずです。ただし、実際に利用されているかどうかはわかりません。

口座種類口座開設数買付額
一般NISA1080万口座28兆円
つみたてNISA725万口座3兆円
NISA口座全体1800万口座31兆円
NISA口座の開設数と買い付け額の概算

2023年まではこれに加えてジュニアNISAもありますが、ここでは記載していません。

参考:金融庁「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について」

また、総務省統計局が発表している人口推計によれば、18歳以上の人口はおよそ1億人(2022年10月1日時点の確定値)ですので、およそ18%(5人に1人程度)しか利用していないことになります。

年齢総人口(千人)
18歳以上107,209
全ての年齢124,947
日本の人口推計

参考:総務省統計局「人口推計の結果の概要」

NISA口座の利用割合
NISA口座の利用割合

NISA口座を利用した買付額は?

上のNISAの利用状況を見ると、NISA口座を利用した買付額はおよそ30兆円であることがわかります。30兆円が多いのか少ないのか金額が大きすぎてこれだけだとよくわかりませんね。

話を少し変えて、ニュースなどで個人の金融資産が2000兆円を超えている話を聞いたことがあるかもしれません。これは日本銀行(日銀)が公表している「資金循環統計」というものを基にしています。(データはエクセルでダウンロードできます。)

参考:日本銀行「資金循環」

個人(家計)の金融資産は「20」というシートを見るとわかります。(内容自体は左の19というシートから続いています)

資産種類金額
現金・預金約1,100兆円
株式・投資信託など約300兆円
保険・年金約500兆円
その他約100兆円
全体約2,000兆円
個人資産の概算内訳

2,000兆円の中には現金、株式、保険など様々なものがあるので、今後投資に回せるお金が2,000兆円あるというわけではありません。株式・投資信託などの資産が300兆円となっているので、おおよそですが10分の1くらいがNISA口座を利用した取引のようです。家計の資産全体でみると、NISAが占める割合は約2%以下となるので、かなり少ないと感じる人もいるのではないでしょうか。ちなみに私は思ったよりも少ないなと感じました。

家計の資産内訳
家計の資産内訳

この300兆円という金額は過去20年で倍くらいに増えています。景気後退時に投資資金が落ち込んでその後回復するので判断は難しいですが、2014年のNISA開始も投資資金の増加に貢献していると言えるかもしれません。

出典:日銀統計データ検索 資金循環の家計ストックから作成

新NISAで資金流入したらどうなる?

新NISAを2024年から急ぎ開始するのは1,100兆円の現金・預金をある程度株式市場などに回して、貯蓄から資産形成に回したい政府の狙いはあると思います。

年金や少子化対策など、複雑な財源の問題もありそうですが。

仮に1,000兆円の10%が投資に回るだけでも現在のNISA(30兆円)の約3倍、現在の株式投資額(300兆円)の約3分の1という大きな金額が動くことになります。東証に上場している企業の時価総額合計(全市場の合計)が約750兆円ですので、100兆円が流入してくれば株価も大きく上昇することは間違いありません。

参考:JPX日本取引所グループ「市場別時価総額」

NISAは便利なのでぜひ利用しましょう

正直思ったよりもNISAが利用されていないということがわかりました。ただ、非常に便利でお得な制度なので投資をするならまずNISA口座を開設することをおすすめします。

大手ネット証券の情報を見る限りでは、現行NISA制度を利用していれば、基本的にはそのまま新NISAの口座も開設されるようです。現行NISAから利用している人も、2024年から始めようとしている人もうまくNISA制度を活用するようにしたいですね。

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この記事を書いた人

◆ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
大卒から15年以上、東京でシステムエンジニアとして働いたが40歳を前にFPに転身。ライフプランや資産運用に関する無料セミナーや個別相談を通じてお金に不安がある人の悩みを解消中。
得意な分野は資産運用。最近は不動産投資型クラウドファンディングの運用割合を増やし、投資初心者の方にもおすすめの分散投資先として布教中。

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