こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
この記事では私が面白いと思った本や、ためになった本を紹介します。
今回紹介するのは長田淳司氏著書「株はメンタルが9割 投資可能に変わらなきゃ株は一生勝てない」です。
内容的には株の具体的な投資手法を紹介するというよりは、メンタル面や考え方の話がメインになっています。売買時や保有時など様々な場面でどのようなメンタルでいればいいのかを教えてくれます。
サラリーマン投資家や、投資初心者の人には重要な内容も書かれているので一度読んでみてほしい本です。
- 投資初心者やサラリーマンで投資している人
- 他人の意見を聞きながら投資している人
- 利確や損切りが苦手な人
書籍情報
著者 :長田淳司
頁数 :248ページ
発売日 :2021/7/29
難易度 :(初心者でも読めます)
目次
本書の概要と、面白い部分
この本は冒頭紹介した通り、具体的に銘柄をどういった手法で買うかということよりも、どういった気持ちや考え方で売買したり、保有したりするかということに重点が置かれています。
このあたりは面白い着眼点だと思います。特に不要な情報はシャットアウトしたほうがよいと評論家の意見を痛烈に批判しているところは、ある意味共感が持てるところです。
評論家やアナリストの意見は百害あって一利なし
勝てる投資家脳、儲かるメンタルになるには、まずアナリストや評論家といった、いわゆる”専門家”の声をシャットアウトすることです。彼らの意見は株式投資をする上では一切、参考になりません。したり顔で分析するような人の意見に影響されないような環境作りをしてください。
本書 第2章 メンタル投資術・基礎編から一部抜粋
これは、まったく情報を取り入れないということではなく、誤った情報に振り回されるなということですね。私もこれは思いのほか重要だと感じていて、特に大衆向けのアナリストはかなり手堅い(もしくはそんなに悪くない)予想を出すものです。判断が難しいところはありますが、自分の考えを信じるというのも大事なことです。
他には売り時の考え方なんかも参考になる部分があります。必ずしもこれが正しいということではありませんが、考え方の1つとして面白いと思います。
上がっている銘柄は売らずに、上がっていない銘柄を売る
基本的に株式投資家は、すぐに利益を確定してしまいがちです。~(中略)~
やりがちなのが、一番勢いよく上がっている銘柄から売却してしまうこと。あまりにも上昇の勢いがあると「そろそろ勢いが止まって落ちるんじゃないか」「利益が減ってしまう前に売っておこう」と臆病になって、ついつい売ってしまうのです。これは弱気の虫に取りつかれたメンタルに問題ありです。むしろ逆。売るなら、上がっていない銘柄から売却したほうがいいのです。
本書 第3章 メンタル投資術・実践編から一部抜粋

他にも、こういった投資の本ではあまり見ないような独特だけど実際の投資にあっているような考えがたくさん書かれていて面白いです。
Twitterの口コミ
Twitterでも口コミを見かけました。よい印象の内容が多いですね。というか本以外にも投資はメンタルが9割ってツイートしてる人はたくさんいることに気が付きました。。
まとめ:投資の手法ではなくメンタル面を学ぶ 投資初心者の方におすすめの本
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この本の内容がすべて正しいとは思っていませんが、参考になる部分がたくさんあると感じました。
難易度的にはかなり簡単で投資初心者の方は一度読んでほしいと思う本でした。
ありがとうございました。
もっと具体的に銘柄の探し方を知りたいという人にはこちらの本もおすすめです。
