【投資本】会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方 <会社四季報を使いこなしたい人へ>

こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。

会社四季報の読み方がわからない…
株を買ったら株価が下がる…
銘柄の探し方がわからない…

上のような悩みに1つでも当てはまれば、一度この本を読んでください。

この本は会社四季報をじっくり読んで、これから有望な株を探す方法を知るための本です。上がる株というのは簡単に見つかるものではありません。また、SNSなどで話題になるような銘柄は一過性のものなのでリスクは高めです。そういった方法ではなく、再現性の高い方法で銘柄を探すべきだと思いませんか。

この記事では会社四季報の使い方がわかる本「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」を紹介します。

目次

この本の概要

概要

著者:渡部 清二
出版社:東洋経済新報社
頁数:263ページ
発売日:2018/6/15

目次

目次(クリックしたら開きます)

プロローグ
第1章 【事例編】四季報から見つけた10倍株・100倍株
 1 変化・転換点への「気づき」から始まる―機関投資家とも対等になれる
 2 1964年東京オリンピックで10倍株になった意外な銘柄からわかること
 3 「株価が何倍になるか?」を考えるとき、重要なのは時価総額
 4 株主優待狙いで取得の銘柄が10倍になった
 5 「何十年ぶり」の最高益銘柄に注目
第2章 【実践編】10倍株探しの4つのポイント
 1 10倍株を探すポイントに気づいたきっかけ
 2 ポイント① 成長性を示す「増収率」が高い
 3 ポイント② 稼ぐ力を示す「営業利益率」が高い
 4 ポイント③ オーナー経営者で筆頭株主
 5 ポイント④ 上場5年以内
 6 増資や株式分割を行っている
 7 PSR、PER、PBRの高さは気にしなくてもいい
 8 買いは分散投資。売りはストーリーで決める
 9 10倍株を探すときのポイントまとめ
第3章 【事例編】10倍株はこうして見つけろ
 1 RIZAPグループ――変遷をたどって大化けの背景を知る
 2 ソニー――元祖ベンチャーから投資の極意を知る
 3 トヨタ――約13万倍!?日本一の“大化け”株
 4 TOKYO BASE――2年で10倍達成。100倍株になるか?
第4章 お宝銘柄をみつけるための常識・非常識
 1 「PERが低い割安株=よい株」は本当か
 2 決算発表直後と四季報発売前の「空白期間」にお宝銘柄を発見
 3 相場が大きく下落したときの銘柄選別とは
 4 右肩下がりの銘柄から見つけろ
 5 10倍株を探すときに役立つ投資格言はどれだ?
 6 中興の祖に注目!
 7 政策・国策から大相場の初動に気づく
 8 大化け続出の低位株がなくなる? 
第5章 四季報を読む&使うための技術
 1 読破の時間がない人のための10倍株を探せる読み方
 2 成長株、優良株、割安株……、分類を見極める
 3 四季報に載っている株価チャート欄の活用法
 4 会社四季報ONLINEのスクリーニング活用術
番外編 気になったコメント おもしろコメント

個別株を本気で探したい人におすすめしたい

結論からいうと、この方法は端的に言えば、会社四季報の中身をを全部調べていこうという本です。会社四季報をじっくり読んで銘柄を探すので、こんな人には向いていません。

おすすめしない人
  • 国内の個別株投資をしない人
  • 会社四季報を買うつもりがない人
  • 四季報で全て調べるくらいの気持ちがない人

会社四季報は四半期ごとに2,000円~3,000円近くするので、それも高いなと思う人はこの本で紹介している方法には向かないかもしれません。(個人的にはこの値段で1つでもいい銘柄が見つかるなら安いものだと思いますが)

自分はいつも大きいほうの会社四季報を買っています。小さいほうより値段は高いのですが、見やすいと思います。ふせんつけたり、調べながらページめくったりするのは大きいほうがやりやすいですね。

もちろん会社四季報自体の読み方もこの本を読めばわかるので読み方を勉強したい人にも使えますが、それだけだったら他にもいい本がある気がしますね。

書籍から一部抜粋
書籍から一部抜粋

会社四季報の中で上場何年目以内がねらい目だとか、オーナー経営者かどうかなど、調べていく上でのポイントが紹介されているので、チェックしていくことになります。

スクリーニングを併用するほうが効率的だとは思いますが、スクリーニングは1つでも条件に該当しないと見つけられません。パラパラ目を通していると時々「これはっ」という銘柄が見つかるときもあります。この辺りは好みだと思います。

役に立つ部分を簡単に紹介

個人的には特に2章と4章が役に立つと感じました。
この内容がどんなものかは上に目次を載せているので確認してください。

第2章 【実践編】10倍株探しの4つのポイント

成長性が高いことや、オーナー企業であることなどが紹介されています。

この条件でないと株価が10倍にならないかというとそんなこともありませんが、ある程度納得できる内容だと思います。この本で紹介されている通りにチェックするというよりも、自分の中でうまくルールを作るのがいいでしょうね。

「買いは分散投資、売りはストーリー」という話がでてくるのですが、これは結構納得できるものです。私はこの本も好きなのですが、これでも同じような内容が出てきます。

第4章 お宝銘柄をみつけるための常識・非常識

この章では、株式投資において一般的に浸透している説やあまり知られていないけど重要なことが述べられています。

例えば、PERは低いからよいというわけではないということや、10倍に化ける株は割安よりもカタリストが大事といったことです。一度読んでみると、なるほどと思うことがきっとあるはずです。

カタリスト(直訳すれば触媒)というのは、株価が上昇する「きっかけ」のような意味合いで使われます。

Twitterの口コミ

https://twitter.com/sky_pia_/status/1487042592843862019?s=20&t=XLabs-ecyCuLf0DJRNkFFg

まとめ:会社四季報を使うなら、一度読んでほしい本

私も会社四季報を読んでいるので、この本はチェックしました。今まで気にしなかったこともあり、なるほどと思うことがたくさんありました。

さらにいえば、この本を読んで実際にいい銘柄をいくつか見つけることができたので、めちゃくちゃコストパフォーマンスが良い本だといえます。是非読んでみてください。

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この記事を書いた人

◆ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
大卒から15年以上、東京でシステムエンジニアとして働いたが40歳を前にFPに転身。ライフプランや資産運用に関する無料セミナーや個別相談を通じてお金に不安がある人の悩みを解消中。
得意な分野は資産運用。最近は不動産投資型クラウドファンディングの運用割合を増やし、投資初心者の方にもおすすめの分散投資先として布教中。

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