
個人的にはリスクとリターンのバランスから不動産クラウドファンディングが気に入ってます。
こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
現在欧米でインフレと利上げが行われており、リセッション(景気後退)は避けられない状況です。この流れは2024年末ごろまで続くと予想しており、株式市場全体を網羅したインデックスは厳しい状況になりそうです。
2023年以降のリセッションについてはこちらの記事で紹介しています。


株式投資(株式をメインのインデックスとしたETFなども含む)への投資割合を小さくして、現金保有率を高めるのも一つの方法ですが、この記事では株以外の投資商品について検討してみます。
下落時でもインデックス投資の積立をコツコツ続ければいいという人はドルコスト平均法をちょっと勘違いしてるかもしれません。ドルコスト平均法は下落一辺倒には弱いので、一つのことに固執せずにいろんな投資方法を知っておくのもよいですよ。(投資するかは別にして)
株以外の投資でおすすめはビットコインと不動産クラウドファンディング
それでは株以外の投資方法について紹介していきます。
ビットコイン(暗号資産)
2023年はビットコインが有効な投資先になるかもしれないと考えています。
9/30のグローバルマクロ・リサーチさんの記事がTwitterでもたくさんリツイートされていました。
ガンドラック氏: アメリカが景気後退で緩和再開すればビットコインは買い
ビットコインは2024年に半減期を迎える予想で、もう少ししたら下落の底値にきていると考えてよいかもしれません。2023年はビットコインがまた上昇する可能性は低くないと考えています。
過去3回の半減期ではおよそ下のような値動きをしています。赤の範囲が高値から底値の下落幅、青の範囲が底値から半減期までの上昇部分を意味しています。
- 半減期前に下落を始める
- 半減期1年~1年半程度前に底値を迎える(高値から約80%程度の下落)
- 半減期を経て、上昇する


現在の下落率は2021年末の高値(1BTC=約69,000ドル)からすると約72%下落してます。80%まで下落するならば1BTC=12,000~13,000ドルといったところでしょうか。この辺りが底値と考えてもいいかもしれません。
ただし、2010年以降米国はほぼ一貫して上昇しており、過去ビットコインは米国市場の大幅な下落をほとんど体験したことがありません。(コロナショックなどの短期下落はありましたが)
ビットコインを含む暗号資産はボラタリティも大きいので、今回のリセッションでどのような動きを示すかは興味深くみようと思います。
不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングは個人的には有効な投資方法の1つだと考えていて、私も使っています。
不動産クラウドファンディングが投資先として有効だと考える理由は以下の2点です。
- 優先劣後方式を採用しているファンドはリスクが抑えられる
- リターンの予測がしやすい
優先劣後方式というのは、損失が生じた場合でも劣後出資者(この場合クラウドファンディング業者)が損失を先に負担してくれ、一般投資家の元本や利益が守られるようになっている仕組みです。
リターンも先に一般投資家のリターンが守られるようになっており、クラウドファンディング業者によっては予想リターンの上限を超える分配になることもあります。
デメリットは、、非常に人気なので抽選に当たらないということでしょうか。
不動産クラウドファンディングはこちらの記事でも紹介しています。


債券・社債
米国の債券王、ガンドラック氏が27日のTwitterで米国債を購入しているとツイートしていました。
The U.S. Treasury Bond market is rallying tonight. Been a long time. I have been a buyer recently.
久しぶりに米国債相場が上昇してるね、最近買っちゃったよ(的な意味だと理解してます)
2022/9/27日のJeffrey Gundlachツイート
社債を含む債券もリスクが低く、リターンがよみやすい商品です。償還まで保有すればリターンが確保できます。(国債以外であれば信用リスク(債務不履行になるリスク)はあります)
一般論として、長期金利が上がれば、債券価格が下落して利回りが上昇します。債券の仕組みはこちらで紹介しています。


現在は投資資金を減らさないことを優先するのも重要であり、債券は選択肢の1つとして考えてよいと思います。
個別株
株以外といいましたが、個別株も紹介しておきます。
株式市場全体をインデックスするものは、2024年頃まで厳しいと思いますが、個別株であればそのような中でも伸びる可能性のものはあるので、個別株の目利きに自信があれば実施しても良いと考えています。


簡単なスクリーニングですが、例えば以下のような条件でスクリーニングすると27社ヒットしました。
- 3か月前からの騰落率10%以上
- 売上高成長率3年:20.0%以上
- 営業利益成長率3年:20.0%以上
- 会社予想PER:5倍~30倍以内
- 実績ROE:15.0%




私も保有している会社がありますが、この会社を買えばいいということではなく、上昇する銘柄もあるということです。条件が緩いとたくさんヒットしてしまい、厳しすぎるとヒットしないので適当な条件を選ぶ必要がありますが、5~20銘柄程度であればそこから財務諸表などを個別にチェックできる数だと思います。
インデックス投資の積立をコツコツしていればいいという意見もありますが、ドルコスト平均法は下落には弱いため、直近1~2年に関してはインデックス投資よりも個別株のほうがある意味ではリスクが低くなるかもしれません。
まとめ:他の投資手法を試すいい機会にしたい
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後、米国はリセッション不可避だと考えています。(さらにやばいのが欧州だと思います)
株式市場は今後冬の時代になりそうですので、分散投資先としての新たな投資手法を試すこともしていいと思います。実際に投資しないでも様々な情報を知っておくことは投資のレベルを上げることになるのではないでしょうか。
おそらくですが、インデックス投資を続けてもいったんは保有資産が減少するので、売却する必要はありませんが資産を減らさない工夫は必要になりそうです。
ありがとうございました。
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現在は無料ですが、有料に戻るそうなので早めに体験しないともったいないかもです。

