
不動産投資に興味があるけどお金がないからできない。
どの不動産に投資していいかわからない。
こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
不動産に投資したいけど、一歩が踏み出せないというひとも多いのではないでしょうか。
不動産投資が株式投資などよりもハードルが高く感じるのは、必要な資金が多いと考えているからかもしれません。
実は不動産投資でも少額から投資可能な商品も存在します。
この記事では「不動産に興味があるけど手が出せない」という悩みを解消します。
不動産投資型クラウドファンディングは少額でも投資可能


そもそも不動産投資にはどのような種類があるでしょうか。
比較的少額からでも投資可能なのは、「不動産小口商品」、「REIT」そして「不動産投資型クラウドファンディング」です。
現物 不動産投資 | 不動産 小口化商品 | REIT | 不動産投資型 クラウドファンディング | |
---|---|---|---|---|
投資額 | 数百万円~ | 100万円程度~ | 数万円~ | 1万円~ |
物件の所有 | あり | 任意組合型はあり | なし | なし |
期間 | 比較的長期 | 任意組合型は 中~長期 | 比較定短期間 | 比較定短期間 |
流動性 | 低いが可能 | 低いが可能 | 高い | 原則譲渡できない |
投資物件の選択 | 可能 | 可能 | 不可 | 可能 |
手間 | かかる | なし | なし | なし |
不動産投資型クラウドファンディングもREITと似ていますが、物件を選択することができます。
優先劣後方式を採用している場合はリスクも減らすことができます。
不動産投資型クラウドファンディング
不動産投資型クラウドファンディングは非常に人気がでてきており、事業者も増えています。
クラウドファンディングと聞くと、ハイリスク・ハイリターンに感じるかもしれません。
実際には1万円程度から投資することができますので、初心者向きの不動産投資といえます。
不動産投資型クラウドファンディングのメリット
不動産投資型クラウドファンディングにはこのようなメリットがあります。
優先劣後方式を採用するなど、投資家のリスクを減らす制度も存在しているのはうれしい部分です。
- 少額から投資可能(1万円程度~)
- 不動産のプロが運用してくれる
- 手間がかからない
- リターンが大きい場合もある
- 優先劣後方式を採用している場合はリスクが低くなる
不動産投資型クラウドファンディングのデメリット
不動産投資型クラウドファンディングにもデメリットがあります。
- 元本保証ではない
- 申込できるかわからない
- 税制面での優遇が少ない
不動産投資型クラウドファンディングが最近人気であることはさきほど述べました。
そのため、投資したい案件が見つかっても申し込みができるかがわからないというのが悲しいところです。
不動産小口化商品
不動産小口化商品は不動産への投資金額を小口に分けた商品です。
「不動産特定共同事業法」という法律で規制されています。
不動産小口化商品は契約形態でおもに2つに分けられます。
- 匿名組合型
- 任意組合型
物件の所有者や税制面などでの違いがあります。
匿名組合型 | 任意組合型 | |
---|---|---|
物件の所有(事業主体) | 事業者 | 出資者(共同事業) |
配当金の税務区分 | 雑所得 | 不動産所得 |
運用期間 | 比較的短期 | 中~長期 |
特徴 | ・短期運用 ・少額投資 | ・長期運用 ・相続対策 |
不動産小口化商品のメリット
不動産小口化商品のメリットは以下のようなことがあげられます。
匿名組合型か任意組合型かで変わるものもあるので注意してください。
- 不動産のプロが運用してくれる
- 手間がかからない
- 任意組合型の場合、物件の所有者になれる。(相続対策で利用できる)
不動産小口化商品のデメリット
不動産小口化商品のデメリットにはこのようなものがあります。
- 元本保証がなく、賃貸収入の保証もない
- 利回りは現物に比べると高くないことが多い
- 中途解約できないものもある
- 少額とはいえある程度の資金が必要
REIT(リート)
REIT(リート)は不動産投資信託のことです。
「Real Estate Investment Trust」の頭文字をとっています。
投資家から資金を調達して、オフィスビルや商業施設、マンションといった不動産へ投資を行います。
投資信託ですので、不動産投資のプロが検討した物件で運用を行ってくれます。
投資信託ですので、証券会社経由で簡単に注文できるところが良いですね。
REIT(リート)のメリット
REIT(リート)のメリットとしてはこのような点が挙げられます。
- 少額から投資可能(数万円程度~)
- 証券口座で簡単に注文できる
- 不動産のプロが運用してくれる
- 手間がかからない
- 流動性が高い
- 一般NISAなどの制度を利用すれば税制面で優遇される
投資信託という商品の特性を生かすことがメリットにつながります。
REIT(リート)のデメリット
REIT(リート)のデメリットについても理解しておきましょう。
- 元本保証ではない
- 投資物件は選ぶことができない
- 長期金利や自然災害などに影響される
- 上場廃止リスク
REIT(リート)は株式市場の性質(長期金利や上場廃止など)と、不動産の性質(自然災害など)の両方を持っています。
どちらも影響するため注意が必要です。
不動産投資型クラウドファンディングに投資するには
不動産投資型クラウドファンディングは非常に人気で、投資家の間でも一般的になってきました。
いくつかおすすめのクラウドファンディング事業者を紹介します。
COZUCHI(コズチ)
COZUCHIはサービス開始から50以上のファンドを運用して元本毀損が一度もありません。(2022年9月10日現在)
2021年に「WARASHIBE」から「COZUCHI」に名称を変更しました。
2022年5月に募集した代々木公園事業用地のファンドは募集金額36億円のCOZUCHI市場最大のファンドでした。
しかし、3時間程度で申し込みが完了するというすさまじい人気ぶりです。
また、過去には実績利回り283.5%というファンドもあります。
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COZUCHIについてはこちらの記事でも紹介しています。


TECROWD(テクラウド)
TECROWD(テクラウド)は不動産投資型クラウドファンディングでも珍しく海外の物件に投資が可能です。
また、社会貢献度が高い国内ファンドも扱っており、不動産投資をしながら社会貢献したいといった方にも向いています。
優先劣後方式を採用しており、比較的リスクをおさえながらリターンも期待したいという要望をかなえてくれるかもしれません。
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OwnersBook(オーナーズブック)
OwnersBook(オーナーズブック) を運営するロードスターインベストメンツ株式会社はプライム市場に上場しているロードスターキャピタル株式会社の100%子会社です。
二段階認証やログインアラートメール機能など、セキュリティ対策にも力を入れています。
不動産鑑定士等の不動産投資のプロが多数在籍しており、なるべくリスクを減らして不動産へ投資したいという方に向いています。
\ OwnersBookの投資家登録をする /
まとめ:少額から不動産へ投資してみましょう
ここまで読んでいただきありがとうございました。
不動産投資は少額からでも投資が可能です。
特にREITや不動産投資型クラウドファンディングは投資しやすい環境になってきました。
株式以外に投資をすることはリスク分散にもつながります。
検討してみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。
株式投資型クラウドファンディングも魅力があります。

