
あなたが楽天証券で取引しているなら手数料コースを確認しましょう。
ほとんどの方は「いちにち定額コース」のほうがお得ですよ。
こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
この記事では楽天証券の国内株式手数料プランについて解説します。
結論からいうと楽天証券の手数料は「いちにち定額コース」のほうがお得になることが多いです。
すでに口座をもっているかたは確認してみてください。
これから証券口座を作ろうという方は頭の片隅に入れておいてください
デフォルトは「超割コース」になっているので、変更方法も併せて解説します。
- 楽天証券の各手数料プランの特徴や金額
- 手数料プランの変更方法
ネット証券は複数口座を開設しておくのが便利です。
口座開設しているだけで利用できるサービスなどがあります。
おすすめのネット証券をこちらの記事で紹介しています。


楽天証券の手数料プラン
楽天証券の国内株現物の手数料プランは以下の2種類が用意されています。
- 超割コース
- いちにち定額コース
超割コース
超割コースは楽天証券口座を作るとデフォルトで設定されている手数料コースです。
このコースは1回の取引金額に応じて手数料が決まります。
現物取引と信用取引の手数料は以下の通りです。
取引金額 | ~5万円 | ~10万円 | ~20万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~150万円 | ~3000万円 | 3000万円超 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
現物取引 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 | 640円 | 1013円 | 1070円 |
信用取引 | 99円 | 99円 | 148円 | 198円 | 385円 | 385円 | 385円 | 385円 |
大口現物 | 0円 | 0円 | 110円 | 261円 | 468円 | 559円 | 886円 | 936円 |
大口信用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
上表の3段目と4段目の通り、大口の取引をすると手数料が優遇されます。
大口優遇の条件は以下の通りです。


とはいえ、これは普通は厳しいですよね。
また、超割コースでは手数料100円につき1ポイントのポイントが付与されます。
※大口優待の場合は100円につき2ポイント付与されます。
このポイント付与をものすごく推してくるのですが、これは少し考えたほうが良いです。
そもそも1日100万円以下の取引なら、いちにち定額コースであれば手数料はかかりません。
超割コースでポイントが付いたとしても、せいぜい数ポイント(数円)です。
そもそも手数料がかからないほうが断然お得ということになるので注意してください。
ただし、1日の取引量が100万円を超え、かつ取引回数が少ないなら超割のほうがお得になります。
変更は簡単にできますので、臨機応変に考えるのが良いです。
いちにち定額コース
いちにち定額コースは現物取引と信用取引を合算した1日の取引金額で手数料が決まります。
※1日の取引金額合計は、前営業日の夜間取引と当日の日中取引を合算して計算されます。
いちにち定額コースの手数料は以下の通りです。
取引金額 | 100万円まで | 200万円まで | 300万円まで | 以降100万円増えるごと |
---|---|---|---|---|
手数料 | 0円 | 2200円 | 3300円 | 1100円追加 |
あなたの1日の取引量で考えるのが良いと思います。
デイトレードをする場合はデイトレード割引(日計り取引片道手数料無料)が適用されます。
これは「いちにち定額コース」を選択していて、1日で取引を手仕舞うデイトレード(日計り取引)をした際、売却・返済手数料が無料となる割引プランです。
「いちにち定額コース」を選択していたら自動的に適用されます。


以下の計算パターンがあったので、デイトレード割引の計算詳細が知りたい方は楽天証券HPをご覧いただくのが良いです。デイトレード割引の詳細はこちらから (別タブで開きます)
- 当日買付のA銘柄を、当日中に売却した場合 (現物取引 買い→売り)
- 前日残高有りのA銘柄を売却し、その当日中に買戻した場合 (現物取引 売り→買い)
- 当日買建てのA銘柄の建玉を、当日中に売返済した場合(信用取引 新規買い→売返済)
- 前日買建玉残高有りのA銘柄を信用売返済し、その当日中に信用買建した場合(信用取引 売返済→新規買い)
手数料コースの変更方法
手数料コースの変更方法を説明します。
簡単なので1分で変更可能です。
まず、株式手数料コースのページへ移動します。
トップページの少し下にあります。


手数料変更ページで変更前後を確認し、「次へ」ボタンを押下します。
下の画像では、「いちにち定額コース」から「超割コース」への変更になってます。


再度、変更後のコースを確認して「変更する」ボタンを押下します。


これで完了です。


手数料コース反映のタイミングに注意してください。
その他の手数料
国内株の現物以外の手数料も低水準です。
国内株信用取引
信用取引にも「超割コース」と「いちにち定額」コースがあります。
信用取引の「超割コース」は現物取引と金額が少し異なります。
取引金額 | ~10万円 | ~20万円 | ~50万円 | 50万円超 |
---|---|---|---|---|
信用取引 | 99円 | 148円 | 198円 | 385円 |
「いちにち」定額コースは現物と同じです。
米国株
米国株の取引手数料もネット証券のなかで低水準です。
1回の取引につき、約定代金の0.495%(税込)
※最低手数料0米ドル、手数料上限22米ドル(税込)
最低手数料が無料になるお取引は、約定代金が2.22米ドル以下の取引です。
約定代金が2.23米ドル以上の取引には、0.495%(税込)(最大22米ドル(税込))の手数料が適用されます。
また、楽天証券指定の米国ETFは買付手数料が無料です。
他のネット証券での買付手数料無料銘柄とあわせてこちらの記事で紹介しています。


まとめ:投資初心者の方は「いちにち定額コース」がおすすめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
全員というわけではありませんが、投資初心者の方は多くが「いちにち定額コース」のほうが得をします。
あなたも一度手数料コースを見直してみてください。
楽天証券のおすすめポイントを以下の記事で紹介しています。


ありがとうございました。
証券会社は口座開設しておくのだけで使えるツールもあるので、複数開設しておくのがお得です。
その他の証券会社についてはこちらも参考にしてください。

