こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。
ソーシャルレンディング型(融資型)のクラウドファンディングは、太陽光ファンドや不動産担保型のローンファンドといったファンドが多くのクラウドファンディング事業者で準備されていますが、実際にはどんなものに投資しているかわからないこともあるのが現実です。
この記事で紹介するマリタイムバンクは違います。
なぜならマリタイムバンクは「船舶投資に特化」したソーシャルレンディングだからです。特定の事業に特化したクラウドファンディングはありますが、船舶投資は日本初で唯一マリタイムバンクだけが行っています。
海の仕事に投資するのはロマンの部分がかなりを占めますが、安全性を高める仕組みも整っており、分散投資にもなるので株式の保有割合が大きくなりすぎている人にはおすすめの投資です。
マリタイムバンクに投資するメリットやデメリットを紹介するので、「船舶投資いいかもしれない」と少しでも感じたら、まずは会員登録して感じてみてもらえればうれしいです。


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マリタイムバンクの概要 船舶投資に特化したクラウドファンド

マリタイムバンクは船舶投資に特化したソーシャルレンディングです。船舶投資に特化しているのは日本で唯一ということなのでかなり特徴的といえます。参入障壁が高い分野ですので日本唯一というのも納得です。
運営会社の紹介
社名 | 日本マリタイムバンク株式会社 |
本社所在地 | 〒104-0033 東京都中央区新川2丁目9番5号 第2中村ビル3階 |
事業内容 | 第二種金融商品取引業、貸金業 |
創立 | 2020年2月14日 |
資本金 | 85,000,000円 |
代表者 | 昼田将司 |
免許 | 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3308号 貸金業東京都知事(1)第31818号 |
加入団体 | 一般社団法人第二種金融商品取引業協会 日本貸金業協会 |
親企業URL | https://ocean-trust.co.jp |
ソーシャルレンディングとはどんなもの?
ソーシャルレンディングは簡単に言うと、銀行の変わりに投資家から資金調達するお金の集め方です。株式投資型クラウドファンディングや不動産投資型クラウドファンディングとの違いは貸借対照表をイメージするとわかりやすいかもしれません。

ソーシャルレンディング型(融資型)のクラウドファンディングは銀行の変わりに投資家からお金を借りているので、負債(借入金)となり、返済義務があります。一方で株式投資型のクラウドファンディングは純資産(自己資本)に入ります。株式投資型の資金は返済義務がないため、ハイリスク・ハイリターンになりやすいです。
ソーシャルレンディング型の投資は貸付なので、期間が決まっています。事前に想定利回りもでていますので、運用に関して言えば債券に近いイメージになります。この運用方法は不動産投資型クラウドファンディングも同様です。
マリタイムバンクの船舶投資の特徴

海の仕事へのロマン投資とはいえ、リスクとリターンは気になるところです。マリタイムバンクの船舶投資について紹介します。まだファンド実績は多くありませんが、低リスクで安定したリターンを得ることができる確率が高いのが特徴です。
投資商品の安全性
マリタイムバンクの投資案件では「抵当権」が設定されています。簡単に言えば船を担保にしているということです。仮に借り手が資金を返済できない場合でも、船を競売にかけ(最悪スクラップで売却することも可能)、お金を集め出資者への返済に充てることができます。

現物資産があるから安心というわけですね。
海運という船舶投資業界の安定性
日本に輸入される物量の実に99.6%は船によって輸送されているそうです。



ここまで多いとは思いませんでした…
世界的に見ても海運による輸送は主流となっていますし、船舶投資に興味を持っている方であれば、商船三井(9104)や日本郵船(9101)のような銘柄が近年大幅に上昇し、超高配当銘柄になっていることを知っている人も多いと思います。
コロナ過においても底堅い動きを見せたことや、日本が99.6%を船に頼っていることから考えても、社会インフラとして海運輸送が確立されていることがわかります。
万が一が船が沈んだときでも保険があり、上でも説明した通り最悪スクラップで鉄や銅にして売却(これらの金属は価格が比較的安定しています)できる点も海運の安定性につながります。
マリタイムバンクのファンドの特徴
まだファンド実績が多くないので今後はわかりませんが、過去のファンド実績や運用中のファンドを見る限りでは投資期間は「数カ月~1年程度」、利回りは「5%前後」、最低投資額は「10万円から」になるのではないかと思います。
マリタイムバンクの特徴的な点として法人投資家限定のファンドもあります。募集金額が大きいファンドは法人向けとなっています。残念ですが、法人向けファンドの情報は個人投資家は見ることができません。


マリタイムバンクに投資するメリットとデメリット


メリット
メリットは「低リスク」「申し込みやすさ」、プラスアルファで「運用中のフォロー」があるのは地味ながらも良い部分です。そして、「最後は海のロマン」になると思います。
投資案件の安全性
船舶のプロの会社が世界各国の船舶案件の中から厳選して投資案件を商品化してくれます。また、上でも説明した通り抵当権が設定されており、万が一でも返済する資金を集めることができます。
まだ認知度が高くなく、募集金額が大きいので申し込みが簡単
人気のソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングは募集が一瞬で埋まったり、応募率が高すぎて抽選に通らないこともおおく、結果として投資できない経験があるひとも多いと思います。
認知度が高すぎると逆にデメリットになることもありますが、マリタイムバンクの投資案件はまだ認知度が高くないため申し込みが簡単にできます。
運用中のフォロー体制
ソーシャルレンディングなどのクラウドファンディングでは、運用中にどうなっているかよくわからないということがかなり多いです。
マリタイムバンクではマイページで運行状況や抵当権の書類をきちんと準備してくれるなど、運用中も投資家が安心できる仕組みができています。とくに運行状況がGPSでわかったりするのはおもしろい試みですね。


最後はロマンと分散投資
マリタイムバンクのファンドは利回りが極端に高いわけではありません。マリタイムバンクが他にない魅力は海と船に投資するロマンになるのではないでしょうか。自分が投資してる船が世界のどこかを動いていると考えるとワクワクしませんか。
現実的な話もすると、他にないということは分散投資の投資先としても優れているといえます。ファンドの安全性や業界の安定性は上で説明した通りです。利回りも悪くありませんので、余裕資金がある人にとっていいリスク分散投資先となります。


デメリット
投資をするときにはメリットだけでなく、デメリットも把握しておきましょう。
まだ実績が少ない
マリタイムバンクは設立が2020年で、ファンド実績数は9つ(2022/11/10現在)です。現在までの正常償還率は100%ですが、実績数がまだ少ないため今後がどうなるかわかりません。
また、運営会社も親会社も上場企業ではありませんので財務状況などを調べるのが難しいことは認識しておきましょう。
投資中ファンドの解約はできない
一部のクラウドファンディングを除き、多くのクラウドファンディングと同様に投資中ファンドの解約はできません。ただ、現時点で運用しているファンドや過去の実績でも、個人投資家を対象としたファンドは運用期間が1年以下のファンドがほとんどです。
為替リスクがある
これは地味にリスクが大きいと思います。このリスクは損をするリスクということでなく不確実性が高くなるという意味です。出資は円建てで行われますが、海外への貸し付けは外貨建てで行われます。そのため、為替が円高に動けば損失が発生する可能性もあります。
それでも不安な人へ
マリタイムバンクではオンラインセミナーを毎月開催しています。会員登録していなくても参加できるので、「いきなり会員登録したり投資するのはちょっと…」という人は話を聞いてみるのもよいかもしれません。以下のボタンから情報を見ることができます。(申し込みがされるわけではないので安心してください)
また、公式HPとは別にブログが公開されていますので、船舶投資の雰囲気をつかむのに良さそうです。
会員登録方法
「マリタイムバンクへの投資を考えてもいいかも」と思ったらこちらから申し込みができます。会員登録完了までは3ステップです。
本人確認書類には以下のいずれかが利用可能です。
・運転免許証 ・運転経歴証明書 ・在留カード ・特別永住者証明書 ・その他の書類
マイナンバーは以下のいずれかが利用可能です。
・マイナンバーカード裏面 ・マイナンバー通知カード ・マイナンバー付き住民票
登録した住所宛に「会員登録準備完了のご案内」が届きます。この中に記載されている本人確認コードを入力すると会員登録が完了します。
\ 詳しい手順はこちらで確認できます /


海と船への投資でワクワクしませんか
マリタイムバンクのポイントをまとめました。
- 船舶投資は日本で唯一マリタイムバンクだけ
- 船舶のプロが厳選した案件を商品化
- 船が「抵当権」に設定されているので、万が一でも換金しやすい
- 為替リスクなどマリタイムバンク特有のリスクもあることに注意
- 最後の決め手は「船」と「海」に投資するロマン
実際に分散投資としても検討の価値がある投資先だと考えています。興味があれば会員登録して感じてください。
ありがとうございました。