【旧サムライファンド】オルタナバンクの評判は?リニューアル記念ファンドの利回り(年利)12%

こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。

2023/1/7に旧サムライファンドオルタナバンク(Alternabank)に変更されました。

オルタナティブ投資というのは、上場株式や債券といった伝統的資産ではない新しい投資対象や投資手法のことらしいです。

大きな変更はありませんが、リニューアル記念のファンドが利回り12%で募集されるのでこの機会に投資してみるのもよさそうですね。(募集は2023/1/11/12:00~なので急いで新規口座開設しましょう。下のバナーから口座開設可能です)

オルタナバンク

ソーシャルレンディングというのは、銀行の変わりに投資家からお金を集める方法です。クラウドファンディングはハイリスク・ハイリターンというイメージがあるかもしれませんが、期間と想定利回りが決まっている運用は債券に近い投資方法といえます。

ソーシャルレンディング型の投資は比較的利回りが高いものも多く、株式や投資信託以外の分散投資としても有効です。特に株式市場全体の調子がよくないときには安定した利回りの商品は魅力です。

近年ではクラウドファンディングの人気が高まってきているので、よいファンドが出てきたときの準備として、事前に口座開設をしておくことをおすすめします。

オルタナバンクの特徴
3種類の業務とは第一種、第二種金融商品取引業、電子募集取扱業務
目次

Alternabank(オルタナバンク)の特徴

オルタナバンク

Alternabank(オルタナバンク)の詳細を解説していく前に、以下のような疑問を解消していきます。

「オルタナバンクを運営している会社は安全なの?」
「そもそもソーシャルレンディングってどんな投資方法なの?」

運営会社の紹介

社名SAMURAI証券株式会社
本社所在地東京都港区赤坂2丁目17番46号 グローヴ4階
代表番号TEL:03-6868-5670
事業内容第一種・第二種金融商品取引業
創立2002年2月
資本金240,090,016円
代表者代表取締役 山口 慶一
登録番号【登録番号】第⼀種・第⼆種⾦融商品取引業 関東財務局⻑(⾦商)第36号
加入協会・基金日本証券業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、日本投資者保護基金
企業URLhttps://samurai-sc.jp/
SAMURAI証券概要

オルタナバンクはSAMURAI証券株式会社という証券会社が運営しています。第一種金融商品取引業者(証券会社)が運営していることが資本管理や財務基準を満たしたサービスである保障につながります。第一種金融商品取引業者がソーシャルレンディング事業者である例は人気事業者の「CroudBunk(クラウドバンク)」なども同様です。

第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引行業、電子募集取扱業務の3つをあわせて登録しているのは、日本に8社だけなんだそうです(2022年12月末日調べ)

第一種金融取引業者と第二種では以下のような違いがあります。

第一種金融商品取引業者第二種金融商品取引業者
資本金の額または出資の総額5,000万円以上1,000万円以上
純資産の額5,000万円以上1,000万円以上
他に行う事業に対する規制ありなし
主要株主に対する規制ありなし
自己資本規制比率による規制ありなし

第一種金融取引業者のほうが安心できるとはいえ、オルタナバンク(SAMURAI証券)の経営成績にはちょっと心配な部分もあります。下のデメリットで触れています。

ソーシャルレンディングはどんな投資なのか

ソーシャルレンディングは簡単に言うと、銀行の変わりに投資家から資金調達するお金の集め方です。株式投資型クラウドファンディングや不動産投資型クラウドファンディングとの違いは貸借対照表をイメージするとわかりやすいかもしれません。

ソーシャルレンディングの特徴
ソーシャルレンディングの特徴

ソーシャルレンディング(融資型)のクラウドファンディングは銀行の変わりに投資家からお金を借りているので、負債(借入金)となり、返済義務があります。一方で株式投資型のクラウドファンディングは純資産(自己資本)に入ります。株式投資型の資金は返済義務がないため、ハイリスク・ハイリターンになりやすいです。

ソーシャルレンディング型の投資は貸付なので、期間が決まっています。事前に想定利回りもでていますので、運用に関して言えば債券に近いイメージになります。この運用方法は不動産投資型クラウドファンディングも同様です。

想定利回りは保証はなく元本毀損(損をする)の可能性もあります。

運用ファンドは案件数が多く、期間の種類が豊富

実際にオルタナバンク(旧サムライファンド含む)にどんなファンドがあるのか紹介していきます。

下の表は直近のファンド一覧です。オルタナバンクの直近の運用ファンドをみると想定利回りが5~6%のファンドが多いです。特徴的なのが運用期間で、多くのファンドの運用期間が1年以内で、2か月~の中で幅広い期間が準備されています。

通常のソーシャルレンディングだともう少し長い期間の運用が多いのですが、2~3か月という短い運用期間のファンドが多いのは特徴といえます。短い運用期間のほうがいいということではありませんが、資金の拘束期間が短くなるので運用期間が短いファンドは個人的にはよく利用しています。

主なソーシャルレンディング事業者の平均的な利回りと運用期間はこんな感じです

事業者平均的な想定利回り平均的な運用期間特徴
クラウドバンク4~6%4~20カ月米ドル建て商品などあり
ファンド種類豊富
Bankers(バンカーズ) 3.5~5.5%6カ月or12カ月が多いフィンテック決済系多め
OwnersBook(オーナーズブック)3.5~5.5%3~30カ月不動産への投資
オルタナバンク4~6%2~12カ月運用期間短め
ファンド種類豊富
ソーシャルレンディング事業者比較

セイムボート出資とコミットメントライン契約

オルタナバンクの安全性を高める仕組みとして、セイムボート出資コミットメントライン契約があります。

オルタナバンクでは運用ファンドが投資家と同様にファンドに対して出資します。当然ですが、倒産や債務不履行が出ないようにしなくてはいけないので、審査が厳格化されるメリットがあります。

セイムボート出資のイメージ
セイムボート出資のイメージ

ファンドの調達資金以外に、コミットメントライン契約による資金調達を行っています。最終資金需要者からの資金回収が難しい場合でも運営者の自己資金による返済ができれば元本を減らさずに償還することが可能になります。

コミットメントライン契約のイメージ
コミットメントライン契約のイメージ

オルタナバンクのデメリット・注意点

経営状態がわかりにくい

オルタナバンクは旧サムライファンド時代の2021年6月にNexus Bunk(4764※すでに廃止済み)から株式譲渡されたため、親会社が上場企業の運営ではなくなっています。

そのため、決算情報などがかなりわかりにくい状況になっています。ぱっと調べる限りでは2021年12月期までは赤字になっていたので、2022年の結果にも注意です。2022年も赤字&自己資本規制比率も落ちていたら気をつけたいですね。

2021年6月24日Nexus Bunk発表文書
参考:2021年6月24日Nexus Bunk発表文書

下の資料は日本証券業協会のディスクロージャー誌から抜粋しています。(2023年1月8日時点)
参考:日本証券業協会「ディスクロージャー誌 SAMURAI証券(株)

経営成績
経営成績
自己資本規制比率
自己資本規制比率

利用金融機関はGMOあおぞらネット銀行

オルタナバンクの利用金融機関がGMOあおぞらネット銀行なので、お金を戻すときに他行あてに送金すると手数料がかかります。クラウドファンディングでGMOあおぞらネット銀行を利用したほうがお得な事業者は他にもあるので、可能であればGMOあおぞらネット銀行を作っておいたほうがよいでしょう。

リニューアル記念ファンド 想定利回り12% 募集は1/11/12:00~

1/11/12:00~から募集が開始されるので、急いで口座開設しましょう。運用期間が1カ月ですが、想定利回り12%は破格です。30万円投資した場合の税引き後収益は3,061円の見込みです。(源泉徴収含む1か月後の収益シミュレーション)

\ 口座開設はこちらから /

オルタナバンク

このファンドでは一人あたりの投資上限は30万円までとなっています。

オルタナバンクの口座開設の流れ

以下の3STEPで投資できる状態になります。

STEP
情報登録

トップ画面上部の新規口座開設ボタンから、お客様情報、本人確認資料、マイナンバー等を登録します。(下のボタンかバナーからの場合、「無料で口座開設してオンライン投資を始める」ボタンから)

\ 口座開設はこちらから /

オルタナバンク

本人確認書類は顔写真付き本人確認書類の場合は1点、顔写真のない本人確認書類の場合は2点必要
・運転免許証 ・パスポート ・健康保険証 ・個人番号カード ・印鑑証明書
・住民票の写し ・年金手帳 ・外国人登録証明書 ・在留カード ・特別永住者証明書

STEP
審査

申し込みから登録完了まで3~5営業日程度

STEP
はがき到着

本人確認キーを記載したはがきを送付されます。到着後、MyPageから本人確認キーを登録します。
本人確認キーを登録すると、デポジット口座への入金が可能となり、商品の申し込みができます。

オルタナバンクの評判・口コミ

まだオルタナバンクに変わって数日ですが、旧サムライファンドの口コミは多いですね。

https://twitter.com/happymo53591450/status/1590560931855347713?s=20&t=HMqmffdFdf0DT0Bob3sx4A
https://twitter.com/lapis_labo/status/1594832042780393472?s=20&t=HMqmffdFdf0DT0Bob3sx4A

リニューアル記念ファンドは申し込みたい ただ経営状況は注意

ここまで読んでいただきありがとうございました。

すくなくともここまで元本償還率100%で、利回りがよい案件も多いので、短期運用のファンドに投資するなら大丈夫かなと思っています。とりあえずリニューアル記念ファンドには申し込んでおきたいですね。

\ 口座開設はこちらから /

オルタナバンク

が、、、上でも説明した通り経営状況には要注意かなというところです。

ありがとうございました。

【安定したリターンの投資】
不動産投資型クラウドファンディングもソーシャルレンディングと似たような運用です。
不動産投資型は優先劣後という仕組みで投資家の損失が出にくい仕組みになっていて、おすすめです。
なぜ安定してリターンを出せるのか、理由はこちらで紹介しています。

クリックして応援してくれると嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

◆ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
大卒から15年以上、東京でシステムエンジニアとして働いたが40歳を前にFPに転身。ライフプランや資産運用に関する無料セミナーや個別相談を通じてお金に不安がある人の悩みを解消中。
得意な分野は資産運用。最近は不動産投資型クラウドファンディングの運用割合を増やし、投資初心者の方にもおすすめの分散投資先として布教中。

目次