2023年は米国ETFを始めるのにいい年になりそう!

こんにちは、みたお(@mitao_kabu99)です。

2023年は米国株を始めるのにいい年になりそうだと感じます。まだ米国株に挑戦したことがない人は挑戦してみるのもよいかもしれませんね。

ただし、2023年の上半期はリセッション(景気後退)懸念もあり、米国株式市場は全体的に下げそうです。株価が下落した時には割安で購入できるチャンスでもあります。2023年の後半がねらい目になりそうです。

目次

2023年前半は株式市場は下落する?

2023年に入ってS&P500は上昇していますが、2023年の上半期は米国各社の決算は悪化で下落すると考えています。予想は3000くらいまで下落した後に年末にかけて4000まで戻してくるのではと。

出典:Tradingview
出典:Tradingview

現在、米国のインフレは完全にピークアウトしました。雇用の指標だけが強い数字を残していますが、雇用が下落したらリセッション(景気後退)の発表がされると予想しています。

リセッションが起きればS&P500は下落するはずですが、株価が下落すれば株やETFを割安で購入できるチャンスになるので、今はじっと待っている時期です。

米国ETFがおすすめな理由

これから米国株に投資するのであればETFがおすすめです。米国ETFと国内ETF、国内の投資信託を比較するとこんなイメージです。

項目米国ETF国内ETF投資信託
コスト
商品の種類多い少ない少ない
面倒さ二重課税対応が面倒簡単簡単
その他外国取引口座が必要あまり人気がないつみたてNISA(つみたて投資枠)が利用できる

コストが安い

米国ETFは圧倒的にコストが低いことがあげられます。S&P500に連動する商品で比較すると信託報酬手数料(経費率)はこれだけ違います。

種類銘柄信託報酬(年)
米国ETFバンガード S&P 500 ETF(VOO)0.03%
国内ETFiシェアーズ S&P500 米国株 ETF0.075%
投資信託eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0968%
S&P500に連動する商品比較

高配当ETFなど種類が豊富で分散投資しやすい

国内ETFや投資信託は銘柄の数は多いですが、インデックスの種類的には多くありません。安全性が高く投資に値するインデックスは限られています。

国内インデックス海外インデックス
・TOPIX
・日経平均
・JPX400
・S&P500
・全米株式
・オールカントリー
国内市場で購入できる主なインデックス

米国ETFの場合、S&P500のような主要なインデックスに加えて、高配当ETFセクターETFなど、様々な種類のインデックスに連動したETFが存在します。特徴がはっきりしているため、景気上昇時に投資しやすいETFや、景気後退時にも強いETFなど経済状況によっても銘柄を選択しやすいメリットがあります。

人気のETFには以下のような銘柄があります。

VOO:バンガード S&P 500 ETFバンガード社が提供。米国市場の時価総額上位80%を網羅するS&P500指数への連動するETF
VTI:バンガード トータルストックマーケットETFバンガード社が提供。NY証券取引所とナスダックで取り扱われている約4000銘柄を対象としており、米国の市場全体(米国市場の約99.5%)をカバーしているETF
VYM:バンガード 米国高配当株式ETFバンガード社が提供。高配当銘柄約400銘柄で構成されているETF。分配利回りは約3%
VGT:バンガード 米国情報技術セクター ETFバンガード社が提供。情報技術セクターのセクターETF。アップルやマイクロソフトなどが属しているセクター。好景気じの上昇率が大きい。
VHT:バンガード 米国ヘルスケア セクター ETFバンガード社が提供。ヘルスケアセクターのセクターETF。ヘルスケアセクターはディフェンシブ銘柄ながら、先端技術も取り入れている成長産業も含む。
QQQ:インベスコ QQQ トラスト シリーズ1インベスコ社が提供。NASDAQ100指数の値動きに連動するETF。NASDAQ100にはGAFAMなどが属する。経費率が若干高め(0.2%)
主要な米国ETF

セクターETFについてはこちらで紹介しています。

米国ETFにはレバレッジETFやQYLDのようなリスクの高い商品もかなり多いので、人気の銘柄にすぐに飛びつくは危険なことは覚えておきましょう。

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マネックス証券がおすすめな3つの理由
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  • 買付手数料0円の米国ETFが豊富 VTIやVOO、QQQも買付手数料実質0円
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マネックス証券のデメリット
  • 国内株の定額手数料コースで0円部分がない

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米国ETFで注意する点

米国ETFは無条件でおすすめできるわけではありません。デメリットも理解した上で投資してください。

為替の動きには注意

米国ETFは米ドルで取引するため為替が円高に動くと相対的に資産価値が減少します。逆に円安になれば資産価値は増えます。円貨決済で取引すれば自分で米ドルを調達する必要はありませんが、売却時の為替レートや為替コストも気にしながら取引することになります。

SBI証券と住信SBIネット銀行で連携すれば外貨決済で簡単に取引できるので便利です。

「外国税額控除」の確定申告がめんどくさい

米国ETFや米国株式の分配金は、まず米国で課税されてから日本でも課税されます。二重課税状態になっているのでこれを解消するには確定申告で「外国税額控除」の申請をする必要があります。

外交税額控除が面倒なのが米国株が初心者にハードルが高いところです。確定申告はネット申請(e-TAX)もできるので一度やってしまえば慣れますが、1回目が大変です。

外国税額控除のやり方はこちらの記事で解説しています。

2023年から米国ETFの長期投資を始めたい

米国株式市場が底まで下落すれば割安でETFを購入することができます。2023年は下落相場が続くと思いますがうまく相場の波をつかんで大きな利益を上げたいところです。

米国ETFは種類も豊富なのでディフェンシブな銘柄もたくさんあります。下落相場でも比較的強いETFを選べばある程度の下落にも耐えれるので早めに始めてもよいかもしれませんね。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人

◆ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
大卒から15年以上、東京でシステムエンジニアとして働いたが40歳を前にFPに転身。ライフプランや資産運用に関する無料セミナーや個別相談を通じてお金に不安がある人の悩みを解消中。
得意な分野は資産運用。最近は不動産投資型クラウドファンディングの運用割合を増やし、投資初心者の方にもおすすめの分散投資先として布教中。

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